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2005年7月31日 (日)

UKとGBとスコットランド

さて、簡単なクイズです。
  1) United kingdom of Great Britain and Northern Ireland
  2) Great Britain
  3) Britain
1~3)のうち、スコットランドが所属するのはどれでしょう?

答えも簡単ですね。1)と2)です。
1)は北アイルランド+グレートブリテン島全体(周りの島々含む)
2)グレートブリテン島全体(周りの島々含む)
  つまり イングランド+ウェールズ+スコットランド
3)ブリテンは イングランド+ウェールズ

次のクイズはちょっと難しい。
Q)イギリスってどこ?
A)イギリスとは、イングランドのことをポルトガル語でInglezと呼んでいたことからきていて(オランダ語とする説もある)、漢字で英吉利と書かれるのもイングランドからきているとわかりますね。とても狭く解釈すれば、イギリスはイングランドのみということになります。
ただし、英吉利として日本に知られたころはすでにウェールズの併合を13世紀末に終えていますので、イングランド+ウェールズもイギリスと言えるかもしれません。
さらに、ややこしいのは大使館名。日本語では英国大使館と表記してあります。同じように領事館も日本語では英国領事館と表記されています。この英が英吉利の英からきていることは明らかだという立場をとれば、北アイルランドも含みグレートブリテン島全体もやはりイギリスと言えるということになります。こりゃ答えは数多くありそうだ。

では、どうして英国大使館や英国総領事はイギリス大使館とかイギリス総領事と表記しないのだろう?スコットランドやウェールズから日本にやってきた人が大使館や領事館に用事があって、イングランド由来のイギリス大使館/イギリス領事館なんて書いてあったら気分が悪いよね~。んなもんで、イングランド由来の英なんだけど、そこはそれ、さりげなく英とだけ書いておいて、スコティッシュやウェルシュとの無用なトラブルを避けようとしているだと思う。

わたしの知り合いのスコットランド人は、外国人登録証での表記が英国人なら受け入れられるけれど、イギリス人では受け入れられないといって抵抗したそうだ。そうイングランド人じゃないから。わたしが作っているHPでは、本の題名などの固有名詞をのぞき、英国全体を示す言葉としてはイギリスという言葉を極力使わないようにしている。スコットランド旅行記で、イギリスのスカイ島なんて書いてあったら気分が良くないというスコットランド人の助言を受け入れたためでもある。

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2005年7月30日 (土)

セルティック 4-4 引き分け SPL

スコットランドプレミアリーグ(SPL)開幕戦

セルティックはアウェイで Motherwell と対戦して、4-4で引き分けました。前半でセルティック Hartson がハットトリックを達成して3-1とリードしていたのに、後半に入って次々に失点。84分には3-4と逆転を許す始末。ロスタイムに Beattie が同点ゴールして敗北はさけられたものの、情けない開幕となりました。
8月2日にCL予選に向けて攻撃力に関しては、良い兆しが見えてきましたが、相変わらずの失点の多さが気になります。中2日では修正もままならないかもしれませんが、5-0以上の勝利を期待します。

それにしても、中村をほしがったStrachan監督は、この成績では中村が試合に出られるようになる前に首になりそうな予感。

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2005年7月28日 (木)

セルティック 0-5 で大敗 CL予選2回戦

昨日行われたCL予選2回戦、スロヴァキアの Artmedia というチームとの対戦で、アウェイで0-5と大敗しました。ホームで5-0以上で勝たなければ、3回戦には進めません。アウェイゴール重視なので、相手に1点でも取られると7点取らなければ勝てないという非常にまずい状態です。よほどのことがない限り、中村俊輔がCL3回戦に進むことはなくなったようです。
それにしても、今日旅だった中村には悪いニュースだよなぁ。ひょっとしたらCLにでられるかもと考えていただろうに。

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2005年7月27日 (水)

NAK なんて吹き飛ばせ

中村俊輔選手のセルティック移籍がようやくセルティックの公式サイトにも載りました。ちょっと安心してます。ところで、彼がチャンピオンズリーグに登場するには、7月27日,8月2日に行われる2次予選にセルティックが中村なしに勝ち、3次予選に進出する必要があります。2次予選には登録されていないため出場できません。
スコットランドプレミアリーグはもうすぐ7月30日に開幕しますが、これまたビザの問題でしばらく試合にでられないでしょう。ちょっと残念ですが、しかたありませんね。
しかし、一部のマスコミは Nakamura を NAK という愛称で呼び始めたそうで、これは Negative Acknowledgment の略とのこと。高額な移籍金を払ったのはジャパンマネーねらいで、戦力にはならないだろうという意味も込められているそうです。
そうならないように、ぜひ活躍してほしいと願っています。

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2005年7月22日 (金)

スコティッシュプレミアリーグ

サッカー日本代表選手である中村俊輔選手の移籍が決まりましたね。スコットランドプレミアリーグに所属するセルティックになりました。スコティッシュプレミアリーグもこれまで日本ではあまり知られていないリーグです。もちろんスコットランド大好きなわたしには気になるリーグでした。これがね、おもしろい仕組みをもったリーグなんですよ。
まず、構成は12チーム。はじめに総当たり3回戦をホームアンドアウェーで行い、各チーム33試合づつ行った時点で、上位6チームと下位6チームに分ける。そして、4回戦目を上位6チーム同士と下位6チームに分かれて試合をする。つまり各チーム5試合づつで38試合となる。上位と下位をわけてリーグ戦を行うのは、上位は上位で真剣な優勝争いとチャンピオンズリーグ出場権を争い、下位は下位で降格争いを真剣に行う仕組みで、上位と下位でつまらない試合をやらないというリーグなのだ。真剣勝負のおもしろみのためには、多少のホームアンドウェーの差がでてもよいのだという見切りがしてある。
そして、なんといっても見所は、グラスゴーを本拠地とする2強対決。スコットランドリーグの優勝は、中村が移籍するセルティックとライバルのレンジャースで分け合っているのだ。セルティックは Celtic と書き、つまりケルト人のチームということ。ケルト人つまりアイルランドとスコットランドのカトリック教徒のチームなのだ。そして、対するレンジャースはプロテスタントのチーム。観客同士の小競り合いはもちろん、時には選手同士ですら乱闘を起こすほどライバル意識の高いチーム同士。
これまであまり日本でも知られていなかったし、試合も衛星放送でしかみることができないが、中村の移籍でもっと注目されることになるだろう。

わたしは、もちろん、以前からセルティックのファン(まだサポーターとは言えない)だ。
バルセロナに移籍する前のラーション(スウェーデン代表)は、このチームですばらしいプレーをみせていた。

ちなみにサッカーは、ゲール語で ball-coise(バールコシェ)という。

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2005年7月17日 (日)

Iolra Plural

Iolra は複数形のこと。Iolra(ユールラ)などの用語については、http://www.smo.uhi.ac.uk/ のサイトで検索できることがわかった。そっと過去の文法用語についても修正してあったりする(苦笑)。

前回は複数形のパターンの説明なしで、複数形をだしてしまったので、まず複数形の説明から。英語ほど単純ではないが、いちおうルールがあるらしい。らしいというのはパターンが、許せないほどあるから。辞書にもかならず複数形が書いてあるほどきまったパターンが少ない。

(1)単数形+an、最終の母音がiのときは 単数形+ean
  eilean(エラン)→ eileanan(エラナン) 島
  pocaid(ポケヂ)→ pacaidean(ポケイヂァン)ポケット
(2)単数形にiを挿入した上で、+eanをつける
  ugh(ウグ) → uighean(ウィアン) 卵
(3)単数形にiを挿入するだけ
  punnd(プント)→ puinnd(プインヂ) ポンド(重さ)
  botul(ボトル)→ botuil(ボチュル) 瓶
 (botal→botailと書いている本もある)
(4)最後の母音aをiに変えるだけ
  suiteas(スイチャス)→ suiteis(スイチェス) 甘いもの
(5)単数形+aichean、単数形+ichean
  not(ノート)→ notaichean(ノテイヒャン) お金のポンド
  dannsa(ダンサ)→ dannsaichean(ダンセヒャン) ダンス
(6)単数形+annan、単数形+eanan
  oidhche(オイヒ)→ oidhcheannan(オイヒェナン) 夜
(7)単数形から最後のeをとって、teanをつける
  baile(バレ)→ bailtean(バルチャン) 村

そろそろ文法を説明している自分もいやになってきた(苦笑)。

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2005年7月15日 (金)

Ainmear Noun

Ainmear(アインメア) Noun 名詞

名詞のゲール語は見つけた(笑)。重要な点は、どんな名詞にも性があるということ。中性はなく、男性名詞と女性名詞のみ。また、名詞につきものの冠詞については、不定冠詞はなく、定冠詞のみである。不定冠詞がないので、名詞が単独で使われることもある。
複数形も英語と違い、複雑な変化をする場合がほとんどであることと、定冠詞+名詞が、属格(所有格)、与格への変化があり、それぞれ単数と複数形があることを考えると泣きたくなるぐらいに変化が多くなる。
具体的な変化は別項にあげるとして、それぞれの変化の例を挙げておく。

男性名詞 ドア dorus(単数) dorsan(複数)
女性名詞 窓  uinneag(単数) uinneagan(複数)

1)基本形 男性名詞 単数 Tha an dorus mòr.
                  そのドアは大きい
              複数 Tha na dorsan mhòra.
                  それらのドアは大きい
       女性名詞 単数 Tha an uinneag fosgailte.
                  その窓は開いている。
              複数 Tha na h-uinneagan fosgailte.
                  それらの窓が開いている。
2)属 格  男性名詞 単数 Tha an uinneag mhòra an doruis.
                  そのドアのその窓は大きい。
              複数 Tha na h-uinneagan mòra nan dorsan.
                  それらドアのそれらの窓は大きい
       女性名詞 単数 Tha an iomall dearg na h-uinneige.
                  その窓のそのへりは赤い。
              複数 Tha iomallan dearg nan uinneagan.
                  それらの窓のへりは赤い。

3)与 格  男性名詞 単数 Tha cuileag air an dorus.
                  そのドアにハエがいる。
              複数 Tha cuileagan air na dorsan.
                  それらのドアにハエ(複数)がいる。
       女性名詞 単数 Tha cuileag air an uinneig.
                  その窓にハエがいる。
              複数 Tha cuileagan air na h-uinneagan.
                  それらの窓にハエ(複数)がいる。

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2005年7月14日 (木)

Riochdair Pronoun

Riochdair(リョホデェ)はPronoun(代名詞)のこと

通常の名詞の説明をする前に代名詞を説明しておく。中性はないので英語の it に相当する代名詞がない。英語にはない強調形があることに注意が必要。

        通常の形   強調形              強調形(~selfに相当)
一人称単数   mi       mise               mi fhein
二人称単数   thu/sibh   thusa/sibhse    thu/sibh fhein
三人称単数男性 e       esan                e fhein
三人称単数女性 i        ise                 i fhein
一人称複数   sinn       sinne              sinn fhein
二人称複数   sibh      sibhse             sibh fhein
三人称複数   iad       iadsann            iad fhein
 
二人称単数に二つの形があるのはformalの場合のsibhとsibhse、informalの場合のthuとthusaがあるためである。ドイツ語のduとsieと同様。
強調形の使い方は、自己紹介などのときにでてくる。強調形でなければならない場合は完全には理解していない。例文を一つあげておく。
 Is mise Nanba. わたしはナンバです。

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2005年7月13日 (水)

Ainmean sloinnidh agus baistidh

Ainmean sloinnidh agus baistidh(アイメン スロニー アカス ベシュティ) 名字とファーストネーム のこと。

有名なのはMacで始まる名字が多いこと。これは、もちろん息子を意味する。MacRathと名字のときでも、男性と女性では使い分けがある。次のように変化する。
 男性         女性
Tormod   MacRath   Mairi    NicRath
Murchadh Caimbeul    Mairead  Chaimbeul
Alasdair Camshron    Iseabail Chamshron
Iain     Grannd      Mairead  Ghrannd
女性の名前についているNicは娘という意味の nighean からきている。また、上記に示したようにMacやNicがつかない場合でも男性と女性では名字の形が違うことに注意。

人を呼ぶとき
人の名前をファーストネームで呼ぶときには、aspiration と似たような変化をする。まず名前の前に a をつけてから呼ぶ。さらに、男性の名前の場合、最初の文字の後に h を挿入し、最後の文字の前に i が挿入される。また、女性の名前の場合は、最初の文字の前に h が挿入されるだけとなる。また、母音と l, n, r で始まる名前は変化しない。また、母音で始まる名前には a もつけない。

男性の場合
Seumas(シェイマス)  → a Sheumais(ア ヘイミッシュ)
Tormod(トーモッド)   → a Thomoid(ア ホモイッヂ)
Calum(カラム)         → a Chaluim(ア ヒャラム)
Domhnall(ドーナル)  → a Dhomhnaill(ア ゴーナル)
Niall(ニール)           → a Niall(ア ニール):a はつけるが名前に変化無し
Alasdair(アラスター)  → Alasdair(アラスター):a もつけないし変化もない

女性の場合
Mairead(マイラト)     → a Mhairead(ア ヴァイラト)
Sine(シーネ)           → a Shine(ア ヒーネ)
Catriona(カトリオナ) → a Catoriona(ア ヒャトリオナ)
Ronaid(ロナイヂ)     → a Ronaid(ア ロナイヂ):a はつけるが名前に変化無し
Iseabail(イシャベル)  → Iseabail(イシャベル):a もつけないし変化もない

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2005年7月12日 (火)

Analachadh Aspiration(Lenition)

Analachadh(アナラハク)は英語でAspiration(Lenition)と呼ばれる発音の変化のこと。

何度か書いているけれど、ゲール語には aspiration (文法書によっては Lenition とも書いてある)と呼ばれる単語の変化がある。これは書き言葉では、言葉の最初の文字の後に h をいれればよいだけの変化であるが、発音の仕方も変化するので注意が必要だ。そして、この aspiration は頻繁におこるので、知っておかないといけない。

ここまでででてきたのを挙げておく。
1)形容詞を強調する場合の glè のあとに続く形容詞
  glè + fuar(寒い、フア) → glè fhuar(ウア)
2)所有を表す mo(私の~)、do(あなたの~)、a(彼の~)のあとの名詞
  mo + bean(妻、ベーン)→ mo bhean(ヴェーン)

ただし、次の文字で始まる単語は、aspiration しない。
母音、l,r,sg,sm,sp,st

その他にも多くの場合があるので、その都度覚えていくしかない。

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2005年7月11日 (月)

Rian fhaclail agus "tha"

これまでいくつかの文例をあげてきたが、あまり文法事項にふれてこなかった。わたしでも理解できている基礎的な文法事項を少しずつ紹介していく。まずはタイトルにもあるように、Rian fhaclail(リン アクラル)で、語順のこと。そして、よく使う動詞の筆頭として、英語のBe動詞に相当する tha を上げておく。

ゲール語の文章では、基本的には、 動詞+主語+形容詞などとなっている。例えば、 Tha an taigh beag. は、その家は小さい という意味だが、tha は be動詞の現在形に相当し、an は定冠詞の the、taigh は家(house)という名詞でここでは主語、beag は小さい(small)という意味の形容詞。英語の単語を使ってゲール語の語順で書くと、Is the house small.となるが、ゲール語では肯定文である。では、この疑問文はというと tha には、疑問形や否定形、否定の疑問形があると覚えておくと良い。

Tha an taigh beag.(その家は小さいです。)
A bheil an taigh beag?(その家は小さいですか?)
Chan eil an taigh beag.(その家は小さくありません。)
Nach eil an taigh beag?(その家は小さくないですか?)

a bheil が疑問形、Chan eil が否定形であり、Nach eil が否定の疑問形でやはり文頭にくる。この tha を含めてゲール語の動詞には人称変化がなく、一人称の単数から三人称の複数までカバーする優れものであるが、やっかいなのは、肯定形に、疑問形に、否定形に否定の疑問形まであり、それぞれに、現在形、過去形、未来形があることである。

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爆弾テロ(2)

こんな書き方をすると亡くなった方々に申し訳ないのだが、わたしがお世話になった方々や知人は皆無事だった。少しというより本心から安堵した。

心配していたように、ロンドンの地下鉄は深いために、遺体の収容がままならないそうだ。ということは、ひょっとしたら救えていた可能性のある命もあったのではないかという思いが頭をもたげてくる。なんら落ち度のない方々の命を簡単に奪ってしまえる現代が悲しい。

何かに抵抗したいなら、ガンジーを思い出してほしい。彼がなぜ偉大なのかといえば、その不服従・無抵抗主義は、多くのインド人の血を流さずにすんだばかりでなく、相手の英国人の血さえも流さずに独立を勝ち取ったではないか。血を流して得たものなど、同じように血を流して失うのが関の山だ。そして、そんな指導者たちはどんな美辞麗句を並べたとて、歴史で評価されることなどあるまい。

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2005年7月10日 (日)

Gàidhlig ann am bàr (2)

さて、パブでビールも注文できたし、一杯やっていると地元の方が話しかけてきます。こんなシチュエーションもあるかもしれませんね。

1)ハロー どこからきたの?
  Hallo. Cò às a tha sibh?
  ハロー コ アス ア ハー シヴ
2)私たち(わたし)は日本からきました。
  Tha sinn (mi) às an t-Seapan.
  ハー シン(ミー)アス アン ツァーパン
3)スコットランドのことは好き?
  An toil leibh Alba?
  アン トレイヴ アルパ(注:アルバではない)
4)はい好きです。
  'S toil.
  ストル。
5)わたしの名前は、Seumas MacLòeid. あなたの名前は?
  Is mise Seumas MacLòeid. Dè 'n t-ainm a tha oirbh?
  イス ミシェ シェイマス マクローチ. ジェーン テインマ ハ オィルヴ.
6)わたしの名前は、ペンゴ ナンバ です。ご機嫌いかがですか?
  Is mise Pengo Nanba. Ciamar a tha sibh, a Sheumais?
  イス ミシェ ペンゴ ナンバ. キマラ ハー シブ、ア ヘイミッシュ。
7)元気ですよ。ありがとう。あなたは元気なの、ペンゴ?
  Tha gu math. Tapadh leibh. Ciamar a tha sibh fhèan, a Phengo?
  ハーグマ ターペ レイヴ。 キマラ ハー シヴ ヒーン、ア フェンゴ?
8)元気です。ありがとう。こっちは妻のpen妻です。
  Tha gu math. Tapadh leibh. Seo Pentsuma, mo bhean.
  ハーグマ ターペ レイヴ。 ショ ペンツマ、モ ヴェーン。
9)こんにちは。わたしはpen妻です。
  Feasgar math. Is mise Pentsuma.
  フェスカ マー。 イス ミシェ ペンツマ。
10)今日はさむいですね。
  Tha e fuar an-diugh.
  ハーエ フア ァンジュ
11)本当ですね~ もしくは すごく寒いですね~。
  Tha gu dearbh. もしくは Tha e glè fhuar.
  ハー グ ジャラヴ もしくは ハーエ グレ ウア

となって、会話が続く。もちろんこのあと盛り上がり、Slàinteとやって飲みまくるのはいうまでもない(笑)。

Seumas MacLòeidとPengo and Pentsuma Nanbaはあくまでも架空の登場人物です。pengoやpen妻という名前の日本人はおらんやろというつっこみはなしです。Seumasともども、呼びかけの時のaspirationをうまく使えるために持ち出した名前なのです。pengoさんお許しを。

文法事項については、別途説明します。

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2005年7月 9日 (土)

Gleneagles Gleann na h-Eaglais

Gleneagles は、今回のG8サミットの開催地であった。日本のメディアには、エディンバラ郊外のグレンイーグルスなどと紹介されていた。英語がわかる人は、鷹や鷲(イーグル)がいる谷(グレン)なんだなぁと思われたのではないかと思う。

全然違うのがおもしろいところで、タイトルにも書いたように、Gleann na h-Eaglais(グレンナヒーガリシュ)が、ゲール語の地名なのだ。意味は、その教会がある谷 ということで、鷲や鷹がいる谷とは全然違うことがわかっていただけると思う。 

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2005年7月 8日 (金)

Gàidhlig ann am bàr (1)

Gàidhlig ann am bàr. ガーリク アンナム バー. パブでのゲール語

こんなときこそ平時と同じように生活しようと思うので、ゲール語講座続けます。今回はタイトルにもあるようにパブで使える表現です。スコットランドでは、パブのことをバーという人々もよくいます。田舎のパブで昼ご飯を食べようと思ったら、Bar Meal という看板を見つけましょう。そこがめざすパブだったりします。

1)ビールを1パイントください。
  Pinnt leann, ma 's e do thoil e.
  ピンチ レアン,マ シェド ホレ

 これは説明不要でしょう(笑)。 Pinnt は英語の pint からきている。leann はビールで、特定の銘柄がほしければ、ここにその銘柄をいれればよい。ma 's e do thoil e は please に相当するフレーズなので、覚えておくと便利。

2)ビールをハーフパイントください。
  Leth-pinnt leann, ma 's e do thoil e.
  レピンチ レアン、 マ シェド ホレ

3)いくらですか?
  Dè a' phris a tha e ?
  ジェ エ フィリシュ ァ ハ エ

  4ポンド25ペンスです。
  Ceithir not(aichean) agus còig sgillinean fichead.
  ケヒア ノット(ノティヒャン) アカス コイク スキリィアン フィヒト

 これもあまり説明がいらないと思う。not は、英語の note からきていて、コインのポンドがなかった時代の名残のはず。sgillin がペンス。数字については、今は解説しない。

4)レアなウイスキーはありますか?
  A bheil uisge-beatha ainneamh agaibh?
  エヴェル ウィスケベーハ エネヴ アガイヴ?

  もしあれば、Tha.(ハー) とか Tha gu dearbh.(ハー グ ジャラヴ)
  なけば     Chan eil. (ハ ニール)
  ありますと言われて、銘柄を聞くとき
   Dè 'n t-ainm a tha air?  (ジェーン テインマ ハ エア)
  この4)の項目は当ブログの特定読者向けです(笑)。

5)乾杯
  Slàinte(スラーンチェ)
  Slàinte mhath(もしくは mhòr).(スラーンチェ・ヴァー、スラーンチェ・ヴォー)
 意味は、”健康” あとは 良いという意味の math や大きなという意味の mòr をつけたもの。Slàinteは女性名詞で、それを修飾する形容詞のうち、語頭がm(b,c,f,pも)の場合はaspiration もしくは lenition と呼ばれる変化を起こす。具体的には、h が挿入されて、m から mh となって発音も m から v という発音に変化する。それゆえ、math(マー)→ mhath(ヴァー) mòr(モー) → mhòr(ヴォー)という変化になる。

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爆弾テロ(1)

ロンドンで爆弾テロが起きた。これを書いている時点では、30人以上が亡くなって、けが人が300人以上でているとBBCのニュースサイトでは伝えている。

今回テロの標的になった駅のうち、リバプールストリート駅、キングスクロス駅は、住んでいたケンブリッジとロンドンの往復でよく利用していた駅だ。ロンドンの地下鉄は、ドイツの空襲に備えて、すごく深く掘られている。救助活動も難航しただろう。

一人でも多く助かるように。神様なんざ、ちーっとも信じちゃいないが、こんな時ぐらい神様が役に立つってことを証明してほしいと祈っている。

がんばれ ロンドン。  がんばれ UK。

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2005年7月 7日 (木)

Connragan caola

引き続き Connragan(子音)の発音。Conngragan caola(スレンダーの母音 i e に続く子音)の発音。スレンダーでもこれ以外の場合はブロードと共通である。ブロードの場合と同様にほとんど全ての子音の発音に h がのっていると意識すること。

正確を期すため、単語の選択などは Teach Yoursef Gaelic の発音の項を参照した。

子音 英語で同等の発音 ゲール語の例 の順番で並べておく。
 c   語頭にあるときは kilt の k と同じ    ceòl(音楽)  
     他の位置ではドイツ語 ich kenneの ich k と同じ aice(aig+iの短縮形)
 ch   英語になし ドイツ語のich        chi(見るfaicの未来形)  
 d   英語のjet の j と同じ           deiseil(準備ができた)
     その他の位置ではcattle の tt と同じ  ad(帽子、ハット)
 dh   英語の yet の y と同じ          dheth(de+eの短縮形)
 g   文頭では g に y をつけるような感じで geal(白い)
     その他の位置では neck の ck と同じ  aige(aig+eの短縮形)
 gh   dh と同じ つまり yet の y と同じ     gheal(gealのaspiration形)
 l    英語の allure の ll と同じ         leabhar(本)
 n    英語の new の n と同じ           nighean(娘)
 s   英語の she の sh と同じ         sin(あの)
 t   語頭では英語の chin の ch と同じ   teth(暑い、熱い)
     その他では、hがくっついて発音する  cait(どこ)

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Connragan leathann

Connragan(子音)の発音について記しておく。ゲール語はとても息が大事な言語で、発音の基本は、ほとんど全ての子音の発音に h がのっていると意識すること。

正確を期すため、単語の選択などは Teach Yoursef Gaelic の発音の項を参照した。

Conngragan leathann(ブロードの母音 a o u に続く子音)の発音。ブロードのみでなく、ブロードとスレンダーが共通している場合もこの発音でOKである。

子音 英語で同等の発音 ゲール語の例 の順番で並べておく。
 b   語頭にあるときは英語と同じ       bata(スティック)  
     他の位置では captive などのpと同じ  dileab(伝説)
 bh   語頭にあるときは英語のvと同じ     bha(be動詞相当の過去形)  
     他の位置では v もしくは w        abhainn(川)
 c    語頭にあるときは cap の c と同じ    cù(犬)
     他の位置ではLoch Katharineのchkと同じ   aca(aig+iadの短縮形)
 ch  英語になし loch の ch            loch(湖、深く入り込んだ入り江)
 d   文頭では英語のdrew の d と同じ    dudh(黒い)
     その他の位置ではcattle の tt と同じ  ad(帽子、ハット)
 dh   loch のchを声に出した音         dhà(2つ)
 f    英語と同じ                 fada(長い、遠い)
 fh    通常はサイレントで発音しない     fhada(上記のaspiration形)
 g   文頭では英語のgと同じ          gabh(得る、行く)
     その他の位置では ankle の k と同じ  clag(ベル)
 gh   dh と同じ                     ghabh(gabhのaspiration形)
 h   英語の h と同じ               hama(ハム)
 l    英語の pulled と似ている         latha(日)
 m   英語の m と同じ              mòr(大きい)
 mh  ゲール語の bh つまり英語の v     mhòr(上記のaspiration形)
 n    英語の kindred の n と似ている       a-nochd(今晩)
 p   語頭では英語と同じ            pàigh(支払う)
     その他では、hがくっついて発音する  ròpa(ロープ)
 ph  英語の pheasant の ph と同じ      phàigh(paighのaspiration形)
 r   英語と同じ                 rùm(ri + mi の短縮形)
 s   英語と同じ                 sona(幸せな)
 sh  英語の hat の h と同じ           shona(上記のaspiration形)
 t   語頭では英語の true の t と同じ    trì(3、みっつ)
     その他では、hがくっついて発音する  cat(猫)
 th  英語の h と同じ               tha(be動詞相当の現在形)

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2005年7月 6日 (水)

Fuaimreagan

Fuaimreagan(母音) a o u i e à ò ù ì è の発音について記しておく。英単語の下線部の発音がゲール語の下線部と対応するように書いている。

母音 英語で同等の発音 ゲール語の例 の順番で並べておく。
Leathann(レハン:ブロードの母音)の発音
 a   cat           bata(スティック)  
 à   rather          bàta(ボート)
 ao   ooee の中間   caol(細い)
 o   top            poca(バッグ)
      boat          bog(霧がかった)
 ò   jaw            pòcaid(ポケット)
      door          mòr(大きい)
 u   brood          tur(全部の)
 ù   brewed         tùr(塔)

Caol(キャール:スレンダーの母音)の発音。
 i   tin             sin(あれ、これ)
     sweep          ith(食べる)
 ì   長い e, evil       sìn(伸ばすこと)
 e   get            le(~と一緒)
     gate           teth(熱い)
 è   長い e          sèimh(穏やかな)、fhèin(~自身)

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Litreachadh agus Fuaimneachadh

ゲール語のつづり(Litreachadh)と発音(Fuaimneachadh)

ゲール語のつづりと発音は、なじみがないととても難しく感じる。しかし、つづりと発音の関係は英語よりはずっと強いルールがあるので、一度覚えてしまうと意外と簡単に感じる。といっても、つづりが確定した後で、発音の方が変化することがあるのは、どの国の言葉でも起こることなので、イレギュラーな発音ももちろんあって、それは覚えておくしかない。

ゲール語では、a b c d e f g h i l m n o p r s t u の18個のみを使い、j k q v w x y z の8個は使わない。ただし、母音の上に点を付けた長母音の記号 à ò ù è ì (この記号をグラーヴという)付きのものが5個がある。

そして、leathann(ブロードの母音) a o u と caol(スレンダーの母音) i e は区別して覚えなければならない。それは、子音の発音が、その前後がブロードなのかスレンダーなのかで発音が変わるからである。これが最も英語と違うところだろう。

もうひとつ、スレンダーはスレンダー、ブロードはブロードというルールがある。これをゲール語で caol ri caol agus leathann ri leathann という。これは、つづりという意味のlitreachadhを例にとると最初の i はスレンダーの母音なので子音 tr の後は同じくスレンダーの e がくる、また、すぐそのあとでブロードの母音 a に変わったので、その後の子音 ch の後には a というブロードの母音が続くというルールを示したものである。

もうひとつ、重ねて書かれる子音は、l n r の3種類だけというのも頭に置いておくと便利。

また、発音の仕方は英語の単語で説明することにする。これも日本語にない発音が多く、かつゲール語の解説書のほとんどが英語で書いてあるため説明がしやすいから。日本語で書いてあるサイトとしては情けないがご容赦いただきたい。

具体的な発音については、次回から書いていく。

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2005年7月 5日 (火)

Macallan Magh Fhaolain

Macallan も、わたしでも知っている有名なスコッットランド産ウイスキーのブランドである。字面をみたときあまり深く考えずに、MacAllanと勘違いして、Allan氏族がやっている蒸留所だと勝手に考えていた。でも、そうならば Macallanではなく、MacAllanと書かれるはず。ということで、調べました。すると、Magh Fhaolain(マグ アラン)というゲール語が元になっているそうで、意味は、英語でFillan、ゲール語でFaolanっていう人の平原ってこと。Fillan/Faolanさんて方が昔はここにいたのだろう。では、なんでマクファランやマグファランと発音しないというと、所有などを表すときに、ゲール語では固有名詞でもその形を変えることがあって、男性名詞の場合には、最初の文字のあとに”h”が挿入され、最後の子音の前に”i”が入る。もちろん、これによって発音も変わる。さらに fh はサイレントというルールがある。このルールによって、Faolan(ファラン)という固有名詞が Fhaolain(アラン)と変わったのである。そうすれば、マグアランと発音できて、グがクに変わる程度(といってもMaghのグはのどの奥でならすグなので、英語にはない発音でクと聞こえても不思議はない)で、英語の地名ができあがる。

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Glenfiddich Gleann Fhiodhaich

Glenfiddich は、わたしでも知っている有名なスコッットランド産ウイスキーのブランド。もちろん地名でもある。地名は、ゲール語 Gleann Fhiodhaich(グレン ユーガッヒ)に由来する。意味は、木があるところの谷。Fhiodhaichの部分は、fiodh(フィグォ:木)からきているのだが、これをfiadh(フィグァ:鹿)と誤って解読している例が見られるので、注意が必要なんて文献もあった。

発音はカタカナの限界でちっともそれらしく書けていないので注意が必要。

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2005年7月 4日 (月)

Craigellachie Creag Eileachaidh

Craigellachie は、スコッットランド産ウイスキーのブランド名でもあるし、蒸留所がある地名でもある。ここまでは、Strathislaと一緒。でも、由来がよくわかっていないらしい。わたしが捜したところでは、Creag Eileachaidh(クレーグ エリヒャィ)と解読して、The rock at the stony place:石が多い場所にある岩って説明していた。もう一つ。こっちの方がおもしろいんではないかと思うのがこれ。Cruinneachadh na’n Grandach と解読するもの。発音的には、クルニハク ナン グランタハで、意味は The Grant’s Gathering:グラント氏族の集合 となる。このあたりは、昔から、グラント氏族がいざとなったら集まる場所だったのだ!こっちのほうが意味的にはおもしろろそう。ただし、クルニハクナングランタハとクレイギャラヒィでは、似てると言えば似てるが、似てないよなぁ。

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Strathisla Srath Ìle

Strathisla は、スコットランド産ウイスキーのブランド名でもあるし、蒸留所がある地名でもある。これは、ゲール語では Srath Ìle と書く。読み方は、英語はストラスアイラだが、ゲール語では、スラ イーレとなる。  Ìle は、Islay(アイラ)島と同じつづり。 Ìle の意味は、flank shaped ではないかと解説している文献も見るが、わたしにはよくわからない。また、Srathについては、私が持っている辞書ではSrath(スラ)というつづりと、Strath(ストラ)というつづりがあった。どちらが正しいということではなくて、両方あると思っていた方がよさそうだ。  

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2005年7月 3日 (日)

Ainmean Aite(2)

スコットランドの地名には、英語名とゲール語名があるということを前回は書いた。英語の地名でも、ゲール語由来の地名がたくさんあって、ゲールをちょっと知っていると謎解きのように地名の意味がわかることがある。日本でも、二つの川がぶつかりあうところに落合という地名がついたり、その土地に大きな島と小さなが島があれば、大島と小島という地名ができたりするのと同じように、スコットランドの地名もわかってくるのである。では、その地名解読の元になるゲール語のヒントをあげておこう。

英語地名の要素 元々のゲール語 地名の例 その意味 の順番で並べておく。
Ach/Auch  Achadh(アハグ:野原)  Achmore An t-Achadh Mòr  大きな野原
Bal  baile(バレ:村、町)  Baleshare  Am Baile Sear  西の村  
Ben  beinn(ベン:山)  Benbuie  Beinn Bhuidhe  黄色の山
Dun/Dum  dùn(デューン:砦、丘)  Dunbeg  An Dùn Beag  小さい砦
Glen  gleann(グレン:谷)  Glendhu  An Gleann Dubh  黒い谷
Inch  innis(イニシュ:島)  Inchcolm  Innis Choluim  コロンバの島
Inver  inbhir(インヴァ:河口)  Inverbeg  An t-Inbhir Beag  小さな河口
Kil  cill(キル:教会)  Killmarnock  Cill Mhearnaig  マーノック教会
Ken/Kin  ceann(キン:端、頭)  Kinloch  Ceann Locha 湖の端
Loch  loch(ロホ:湖、深い入り江)  Lochdhu  An Loch Dubh  黒い湖
Strath  srath(スラ:幅広い谷)  Strathmore  An Srath Mòr  大きな谷
Tay/Ty  Taigh(タイ:家)  Tyndrum  Taigh an Droma  尾根にある家

上にすでにでているけど、色や高さを表す形容詞を覚えておくとこれまた参考になる。
Aird/ard  àrd(アート:高い)  Airdrie  An Àrd Ruigh(高い斜面)
Buie  buidhe(ビュィ:黄色い)  Bogbuie  Am Bog Buidhe(黄色い沼)
Bane  bàn(バーン:白い)  Bruachbane  Am Bruthach Bàn(白い丘陵)
Beg  beag(ベク:小さい)  Auchenbegg  Achadh Beag(小さい野原)
Breck  breac(ブレク:斑点がある)  Achbreck  Achadh Breac(まだら状の野原)
Dhu/Duff  dubh(デュ:黒い)  Duffus  Dubhais(黒いところ)
Garve  garbh(ガルプ:荒れた)  Baligarve  Am Baile Garbh(荒れた村/農場)
More  mòr(モー:大きい)  Bowmore  Bogha Mòr(大きな岩礁)

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Brochan

An toil leat brochan?
読み方 アン トレト ブロヒャン
意 味 あなたはポリッジが好きですか?

ゲール語でBrochan(ブロヒャン)は、スコットランド名物料理の一つで、ポリッジ(Porridge)のこと。もちろんオーツ麦(オートミール)で作られた粥のこと。スコットランドはもちろん、英国のB&Bなどでも朝食にだされることが多い。このオーツ麦について、18世紀にサミュエルジョンソンは、「イングランドでは馬に食べさすが、スコットランドでは人が食べる。」と表現したそうだ。しかし、弟子だったスコットランド人のボズウェルは、「だからイングランドでは馬が優秀で、スコットランドでは人が優秀なのだ」とやり返したそうだ。

材料 オーツ麦、水。神戸ではポリッジ用オーツ麦を売っているお店がある。

作り方
1)容量でオーツ麦の4倍の水を鍋にいれて沸騰させる。
2)沸騰したらオーツ麦を入れて、2~3分茹でたら完了。
3)このとき、チキンストックを少量いれたりするとおいしい。

porridge

 

 

 

食べ方
 底が深いお皿にいれて食べる。わたしは少量の塩を振って食べる。しかし、温めたミルク、砂糖、蜂蜜をかけて食べるのも一般的だそうだ。塩味がきいたキッパーと呼ばれるニシンの薫製とこのポリッジがあれば、120%満足できる。
 最近発見した食べ方。ポリッジに納豆も意外といけるということ。もともとおかゆであまり味がないところに、からしと醤油を入れた納豆がよくあうんだなこれが、一度お試しを。

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2005年7月 2日 (土)

Ainmean Aite (1)

Ainmean Aite は地名(複数)というゲール語。英語とは違う独立した言語であるゲール語には、独自の地名がある。例えば、エジンバラは英語では Edinburgh というが、ゲール語では、 Dun Eidean という。ここでいくつかの例を挙げておく。

日本語    英語    ゲール語
エジンバラ  Edinburgh  Dun Eidean(ドゥンニージャン)
インヴァネス  Inverness  Inbhir Nis(インヴァーニシュ)
グラスゴー  Glasgow  Glaschu(グラースフ)
アバディーン  Aberdeen  Obar Dheandhain(オパリーアン)
セントアンドリュース  St. Andrews  Cill Rìmhinn(キルリヴィン)
カイルオブロハイシュ  Kyle of Lochalsh  Caol Loch Aillse(キャールロハルシェ)

日本  Japan  an t-Seapan(アンツァーパン)
ハイランド  Highland  a’ Ghaidhealtachd(エギャールタハク)
スコットランド  Scotland  Alba(アルパ)
イングランド  England  Sasann(ササン)
ウェールズ  Wales  a’ Chuimrigh(エフームリィ)
コーンウォール  Cornwall  an Còrn(アンコールン)
アイルランド  Ireland  Eirinn(エリン)

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Taigeis

'S toil leam taigeis.
読み方 ス トレム タケシュ
意 味 わたしはハギスが好きです。

ゲール語でTaigeis(タケシュ)は、スコットランド名物料理の一つで、ハギス(Haggis)のこと。古フランス語のハックhachis(切り刻む)からきた言葉。古くは、鹿の内臓を使った料理だったそうだ。

材料 羊の内臓-心臓、腎臓、肝臓、肺など、羊の脂、玉葱、オーツ麦

作り方
1)準備 よく洗って一日天日乾燥させた羊の胃袋(笑)、タコ糸、針、上記材料
2)羊の内臓は、ゆでてミンチにしておく
3)玉葱をみじん切りにする
4)フライパンなどで、オーツ麦をよく炒る。
5)4)に、ミンチした内臓、羊の脂、玉葱のみじん切りを加えて、塩、胡椒などで、味を整える。
6)1)の羊の胃袋に5)でできたものを半分ぐらいまでつめて、タコ糸で縫い合わせておく。さらに、針でついて穴をあける。
7)鍋にいれて4~5時間ゆっくりと茹でたらハギスのできあがり。
  6)で穴を開けておくのは、茹でてオーツ麦がふくれて胃袋が破れたりしないようにするため。

食べ方
 胃袋から取り出し、皿にとりわけたら、マッシュドポテト、マッシュした蕪(ターニップ)を付け合わせにして、アツアツのうちに食べる。スコッチウイスキーを少量振りかけるのが通の食べ方らしい。

スコットランドでの盛りつけ例(左3つ:夕食、最右:朝食)

HaggisDHD

haggisRM

haggistassHaggisMHD

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2005年7月 1日 (金)

Tha gaol agam ort.

前回は、Tha ~ aig 人.という形で、人が~を持っている。~の能力があるということを表現できました。この形の応用で、実用的なものをひとつあげておきます。

Tha gaol agam ort. 
読み方 ハー ギュール アカム オシュト
意 味 わたしはあなたを愛している
英語の逐語訳的には、There is a love with me on you. となって、ちょいと変に感じる。agamのアカムはぎりぎりガと聞こえないカで、オシュトは、ort の r が発音されない傾向にあるため、このように書いている。

もうひとつ、別の構文ですが、実用的な表現。名乗るときに使います。

Is mise Nanba.
読み方 イス ミシェ ナンバ
意 味 わたしはナンバです。

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