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2005年10月10日 (月)

Inbhir, Obar, Bun ゲール語の河口

ゲール語では、河口という言い方が複数ある。
なんで気がついたかというと Bunnahabhain(Bun na h-Abhain)という名前の蒸留所があって、同じ名前のシングルモルトウイスキーがある。この名前の由来を調べてみて気がついた。
Bun は確かに河口という意味があった。na h-Abhain は、定冠詞付きで属格(所有格)となっているので英語で言えば、of the river という意味で、全体では”その川の河口”という意味になる。しかし、河口といわれてすぐに思いつくのは、Inverness の Inver(英語)= Inbhir(ゲール語)である。どこが違うのだろう?  そしてもう一つ。Aberlour という地名=蒸留所名=シングルモルトウイスキー名を調べたときに、 Aber(英語)= Obar(ゲール語)=河口というのも見つけた。ついでに、lour(英語)= Labhar(ゲール語)=おしゃべりな、やかましい という意味だ。この Aber は地名の Aberdeen の Aber と同じ意味である。Aberdeen は Dee 川河口の都市である。

rivermouths

んじゃ、それぞれの河口は、どう違うのだろう?
ここで、図をクリックして拡大してほしい。Obar は河口近くのある程度の領域を示し、Inbhir は海と川の合流点、Bun は川と海の合流点そばの海岸線を意味するということだった。
そういえば、確かに Inbhir Nis(Inverness) は、河口のごく近くだし、Obar Dheathain(Aberdeen) は、Dee川にある大きな都市である。また、Bun na h-Abhain(Bunnahabhain) は、Abhainn Araig という川(アレク川)の河口の海岸線沿いにある村である。ということで、個人的には100へ~をだしたいぐらいに納得できたのだった。

注: Obar は Obair と表記する辞書もある。

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