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2005年10月14日 (金)

お葬式の時にかけて欲しいウイスキー

最近ときどき行くようになったバーがある。シングルモルトウイスキーがずらっとならんだその店内は、好きな人にはたまらないものだろう。
実はそのお店にはじめて行ったときからとても気になるボトルがあった。木箱に入った1960年、26年もののGlenMorayだ。大事そうに木箱に入っていたので、これまで注文する気にならなかったのだが、この間いったときに、そのボトルがいつもの場所にないことに気がついてマスターに聞いてみた。
「前から気になっていた木箱に入ったGlenMorayがないんだけど?」
「あっこれですか?さっき注文があって、出したんですよ。本当はあけたくなかったのに~。これすごっくうまいんですよ。おれの葬式のときには棺桶にかけてくれと言ってあります(笑)。」
「クリーミーな甘さがあるので、お好きかどうかはわかれますけどね。でも、べりーべりーべりーえくすぺんしぶ(このひらがなの表現がぴったりの言い方だった)ですよ。」
ということで、マスターと相談してハーフショットにしてもらった。うまかった~。そして、時間をかけて飲むと一口一口その甘さが少しずつ変化してくるのを感じる。至福の時間だった。

マスターに話を聞くと、栓を開けてすぐの一杯を飲みたがる人は沢山いるけど、実は一度空気に触れた方が味がよくなるウイスキーの方が一般的で、さっき開けたときも、ちょっとだけ飲んでみた(これはエンジェルスシェアじゃなくて、デビルスシェアだといって笑ってた)けど、今の方がうまいって言ってた。勉強になるなぁ。

それにしても、棺桶に入ってもかけてほしくなるウイスキーがあるというのは、好きなことを商売にしているこの人の思い入れを感じたし、マスターの人柄を感じる一言だった。

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コメント

そういえばnanbaさんも同じようなの持ってなかったっけ?うちに届くの待っているのに(^^♪

60年代~70年代までの蒸留の物って今のとは違う味わいがあるんですよねー(最近知ったんですが)口の中で柔らかい感じがするのがとても良いと思っています。最近のはちょっとトゲトゲしいのが多いと感じます。

うちにも開けてから数年経ったのがありますが最初はピリピリする感じのが年を経るにつれて優しくなってきます。中には開封後15年くらい経ったものもありますが怖くて飲めないです(^^♪

投稿: pengo | 2005年10月20日 (木) 00:52

60年代のものって確かに別のものという感じがします。70年代のものついては、それを理解するには、まだ修行がたりません(笑)。
この間の1968年のシェリー酒樽のボウモアは、ものすご~くうまかったもんなぁ。

例のお酒はの件は、この間渡すつもりですっかり忘れてました。待っててくださいな。

投稿: nanba | 2005年10月20日 (木) 01:27

いやー、冗談ですよ。
本当に冗談ですよ。

投稿: pengo | 2005年10月21日 (金) 00:16

いへいへあれは差し上げますよ。

投稿: nanba | 2005年10月21日 (金) 17:28

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