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2006年1月24日 (火)

英国国歌とスコットランド

「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン(キング)」が英国国歌であることはよく知られている。スコットランドでは、Flower of Scotland か Scotland the Brave が歌われるそうだ。これまで、単純にイングランドとその王室に対する単なる反発ぐらいしか考えていなかった。だから、いままで「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」の歌詞を見てみることなんてしたことがなかったけど、先日BBCの歴史番組をみていてふと気になる歌詞を紹介していたので、ちょっと調べてみた。

  英語の説明はこちら  日本語の説明はこちら 

通常は1番しか歌われないことが多く、かつ4-6番はいまでは無視されているそうではある。普段は歌われることがないのだろうが、わたしが気になったのはやはり6番だった。1番と6番の歌詞を記しておこう(1~6番の英語の歌詞は英語版のwikipediaに、翻訳は日本語版のwikipedeaに紹介されているので、詳しく知りたい方はそちらをどうぞ)。

1番
 God save our gracious Queen,
 Long live our noble Queen,
 God save the Queen:
 Send her victorious,
 Happy and glorious,
 Long to reign over us:
 God save the Queen.

6番
 Lord grant that Marshal Wade
 May by thy mighty aid
 Victory bring.
 May he sedition hush,
 And like a torrent rush,
 Rebellious Scots to crush.
 God save the Queen!

6番の歌詞は、スコットランドびいきの私には結構ショックだった。「反逆的なスコットランド人を打ち破らん」と歌っているからである。

やはり、この歌が英国国歌としてではなくイングランド国歌としてこそふさわしい内容だということがよくわかる。まぁ、この歌が多くのヒトに知られるきっかけとなったのが、1745年に起きたジャコバイトの乱のときに、ロンドンで歌われたことらしいし、そのためにはぴったりの歌詞であることがよく理解できる。けれど、そりゃスコットランド人、特にハイランドの人々は歌わないよなぁ。

日本の「君が代」もよく議論になる国歌ではあるけれど、「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン(キング)」も議論の対象になっていた国歌だというのがよくわかった。

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コメント

ろ、6番まであるのは知らなかった…。
たしかにコレじゃ、スコットランド人には歌われませんね。
God save the Queenってメロディーが地味なので(って日本の国歌も地味ですが)、なんど聞いてもイマイチ覚えきれません。

アメリカやフランス国歌なら口ずさめるのに〜。

投稿: eriko | 2006年1月24日 (火) 16:57

わたしも6番まであるのを知りませんでしたし、歌えません(笑)。
でもリズムはなんとなくわかるので、鼻歌程度ならなんとか(笑)。

それにしてもこの歌詞は直接的だよな~と思うし、また国歌にせんでもと思うのはわたしだけなんでしょうかね~。

投稿: nanba | 2006年1月24日 (火) 20:31

どこまでも一緒になれない2つの国・・・不思議とイングランドでは良い思い出のないPengoはやっぱりスコットランド派ですね。新婚旅行のロンドンも良い思いでないし、この間のロンドンも特になし。ある意味都会なので地元の人とのふれあいが少ないのは仕方ないのかもしれませんね。スコットランドは田舎だからか、いろんな人と話す機会があります。ほーんと相性ってあるんですね(#^.^#)

投稿: Pengo | 2006年1月24日 (火) 20:53

イングランドでも田舎は沢山あるんですよ。pengoさんも今度はイングランドの田舎を旅する企画もいいと思いますよん。

いまはスコットランド国歌についてもちょいと調べてます。

投稿: nanba | 2006年1月25日 (水) 04:46

んーとね、今年は海外にいけそうになかったのですがいろいろなスケジュールの変更で6月にいけるかもしれません(^^♪まだどこに行くか決めておりませんが、どこにしようかなー(^^♪楽しみじゃー。

投稿: Pengo | 2006年1月25日 (水) 14:24

6月なら北半球のいずこでもきれいな季節ですね~。いい季節です。そこで、
1)ブルガリアでブルガリアヨーグルトを食べる
2)シェットランド諸島でシェットランドシープドッグを見物。
3)ダブリンの工場でギネスビールを飲む。
なんてどうでしょう?

いずれもわたしの願望!

投稿: nanba | 2006年1月25日 (水) 18:28

スコットランド国歌はないと、何処かで読んだ記憶があるのですが…
その代わりに、サッカーやラグビーの試合の前に、演奏・歌われるのがScotland the BraveかFlower of Scotlandとなっているとか。Flower of Scotlandは最初にThe Corries(かなり年配のデュオ)が歌ったので、それ以後歌われるようになったとも聞いています。

こんなことをウェールズ人に説明したことがあるんですが、納得されてしまいました。本当のところどうなんでしょう?

投稿: taigh's onwer | 2006年1月26日 (木) 01:04

いま Flower of Scotland と Scotland the Brave そして、 Scots wae hae について書いています。この順番ですこしずつ現れる予定ですので、しばしお待ちください。

ただ、スコットランドには正式な国歌がないのは事実です。ラグビーやサッカー代表が彼らの Official Anthem として、Flower of Scotland を認定している形となっています。

というのも、スコットランド代表チームでも、この歌以前はゴッド・セイヴ・ザ・クイーンが使われていたで、国歌斉唱のときにブーイングがやまなかったのです。そのため、National Anthem ではなく Official Anthem を歌うということにしたのだそうです。

投稿: nanba | 2006年1月26日 (木) 08:39

今年はWCなのでその時期にヨーロッパは何かと混雑しそうなんで行きません(^^♪それ以外のところか、もしかしたら国内か・・・それも予定変更になるかもしれません。どないしたいねん!

投稿: Pengo | 2006年1月31日 (火) 13:10

ん~6月のヨーロッパを避けるとするとカナダ・東海岸とかは?

投稿: nanba | 2006年1月31日 (火) 14:06

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