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2006年4月 2日 (日)

Glen Garioch をグレンギリーって誰が言ったの?

Glen Garioch は、グレンギリーと読むんだよと日本のウイスキー本には書いてある。へ~って思っていたが、ゲール語の発音ルールに従わないとても不思議な発音だとずっと思っていた。でも、ウイスキー本が間違っているんじゃないかと思うので、そのあたりを書いておく。

パソコンが壊れないぎりぎりまでボリュームを上げて、次のエディンバラ大学のサイトの音声ファイルを聞いて欲しい。Glen Garioch のゲール語発音である。
 http://www.dcs.ed.ac.uk/home/jhb/whisky/sounds/g_garioc.wav
わたしには、グレン ゲーリッヒ(orホ)のように聞こえる。この最後のヒ(or ホ)は、日本語にないのどの奥から出す音で、かつ子音のみの音なので、カタカナのようなヒ(or ホ)には聞こえないが、注意して聞くとわかると思う。
この音は、イングランドやアメリカの英語にはない音だが、スコットランドではなされる英語には残っている音である。アクセントが単語の最初にあるので、のどの奥からだす最後の ch が弱くしか発音されない点が聞きづらくしている。

こまかいゲール語解釈はおいておくとして、Glen Garioch はゲール語で Gleann Gairbheach と書く。これをグレンギリーと発音するようなゲール語の発音ルールはない。

ずっとずっと疑問に持っていたことだったが、先日バーで飲んでたときに、そう言えばエディンバラ大学のサイトに音声ファイルがあるかもしれないと思って確認したものだ。

わたしは、 マイケルジャクソンがグレンギリーと聞こえると書いちゃった → 某土屋氏がそれを日本語翻訳した本を出版する → 日本では定説となる → 誰も検証してこなかった という展開ではないかと予想している(笑)。

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コメント

わ、わかりません〜。結局、母国語を含め自分の知っている言語にない音は認識できない・しづらいということだろうと思います。私には十分「グレンギリー」でした…。

カタカナで「グレン ゲーリッヒ」と表記すると日本人は最後の音までハッキリ発音しちゃうと思うので、どちらで表記するにも注釈が必要そうですね。
YシャツももともとWhite shirtsの意味だったといいますし、音をどう表現するかってムズカシイです。

投稿: eriko | 2006年4月 2日 (日) 10:35

ん~erikoさんでも聞こえませんか~。独特の息なんですけどね~。確かに難しいですよね。
母国語にない音が、どう聞こえるか、どう書くかも。
子音だけの音を書く方法がないしなぁ~。

もういっぺん音声ファイルの最後の方の、”息”に注意して聞いてみてください。のどの奥から出す音なので、独特の息になっているんですけど。

わたしもゲール語を勉強しなかったら、この”息”がわかんなかったかもと感じてます。

投稿: nanba | 2006年4月 2日 (日) 10:56

母国語にない音はとても難しいついでに、これはなんと聞こえますか?

http://www.dcs.ed.ac.uk/home/jhb/whisky/sounds/caperdon.wav

カパドニ? それともカパドニッヒ? でもキャパドニックには聞こえないでしょ(笑)?
ウイスキー本には、Caperdonich というつづりに対して、カタカナでキャパドニックという読みが書いてあります。これもch の発音をどうするかがとても難しい例ですが、この例で ch の読みをクとかけるぐらいなら、ゲール語読みは違うとしても、Garioch だってガリックやらゲリックと書いておけば害はなかったのにと思えるんです。

投稿: nanba | 2006年4月 2日 (日) 13:52

とても面白いサイトなので、リンクを貼らせてください(事後承諾ですみません)。

投稿: Danny | 2006年4月 2日 (日) 14:27

ちなみに私には「グレン・ゲ(ギ)-リー」に聞こえました。最後の無声音はカタカナには落としにくいですね。あえて書けば「グレン・ゲーリー(ヒュっ)」という感じでしょうか。

nanbaさんは、Glentauchersはどう読むと思われますか?

投稿: Danny | 2006年4月 2日 (日) 14:29

Dannyさん はじめまして&ようこそ

リンクの件はありがとうございます。
事後でもご連絡いただければ結構ですよん。

Glen Garioch がグレンゲーリー(ヒュ)って感じに聞こえている方があってほっとしてます(笑)。

Glentauchersのも一応、音声ファイルを貼っておきます。

http://www.dcs.ed.ac.uk/home/jhb/whisky/sounds/g_tauche.wav

わたしには、Glentauchers はレとタにアクセントを置いて、グレン・トハーシュのように聞こえます。chの音はfとなることはないので、ファのように聞こえたりはしません。でも、のどの奥からだすch音は、カタカナでハと書いちゃうと、どうも感じがでません。
それと、ゲール語では、e や i に続くsは sea のsではなく she の sh の発音になるというルールがあるので、最後のsも英語とはちょっと違う発音になります。これもシュと書いちゃうとなんだかなぁという感じではありますが。

投稿: nanba | 2006年4月 2日 (日) 15:00

また難しい所に入っているようですね(^^♪私には「グレンギーリ」+「カパドニック」に聞こえます。このグレンギリーに関しては「五月蝿い」の読み方のようにそういうものだと思って覚えました。

リンク先のHPって大学のHPなんですね。途中のURLで引っ張ったら見たことのあるページが見えました。

投稿: pengo | 2006年4月 5日 (水) 02:44

ゲール語の発音で楽しんでおります (^^)/

日本にはこれしかないって感じで紹介されているみたいなので、そんなこともないんじゃないの?って感じで、ちゃちゃを入れてみようと思っています。

投稿: nanba | 2006年4月 6日 (木) 09:05

nanbaさん、はじめまして。秋津羽と申します。
Garioch の発音が知りたくて検索してこちらにたどり着きました。綴りを見ても全く見当がつかなかったので、嬉しいです。ありがとうございました!事後報告ですが、こちらの記事にリンクさせていただきました。
ご紹介先のエディンバラ大学の音声ファイル、ウイスキーのブランドや蒸留所の名前の発音ファイルなのでしょうか?

ちなみに私には、グレンゲァーリッ(ヒ)、カパドーニッ(ヒ)、グレントーハーシュ のように聞こえます。

投稿: 秋津羽 | 2007年4月15日 (日) 11:16

秋津羽さん こんにちは

コメントありがとうございます。ここで取り上げたエディンバラ大学のサイトは、蒸留所について紹介してあるサイトです。その中で、各蒸留所の読み方を音声ファイル付きで紹介してあるものです。

そして、実はこの話には続きがあります。

http://bailebeag.cocolog-nifty.com/scotland/2006/07/glen_garioch_d778.html

この地名は、地元の方々とそれ以外の方々で全く違うように発音されるのです。

仙台や秋田のことを”せんでぇ”、”あぎだ”などと地元の発音にこだわる方は、Glen Garioch をグレンギリーって読んでもいいんじゃないかと思います(笑)。そこまでこだわらない方は、グレンガリオックと呼んでも、グレンガリオッホあるいはグレンゲーリ(ッヒ)と読んでもいいように思います。

投稿: nanba | 2007年4月15日 (日) 18:51

nanbaさん、こんにちは。
>地元の方々とそれ以外の方々で全く違うように発音される
スコットランドの人でも(地元以外は)グレンガリオック / グレンガリオッホ に近い発音なのですね。面白いですね~
ご丁寧なコメントありがとうございました。

投稿: 秋津羽 | 2007年4月15日 (日) 20:56

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