« いちばん行きたいツアー St. Kilda | トップページ | フェッターケアン Fettercairn »

2006年5月20日 (土)

エドラダワー Edradour

これもよく知られたウイスキーのブランドであり、蒸留所名であり、地名である。これについては、二つの有力な解釈があるにもかかわらず、日本では片方しか紹介されていない模様。
その二つとも取り上げておく。

解釈例は次のの二つ
1)ゲール語で、エドレッドの小川  新聞スコッツマンのサイトにあったつづり 
                      Edred dhobar エトレト ゴワー
2)ゲール語で、二つの川の間    Eadar da(dha) dhobhar エターダゴワー

読みとしては、語頭の”d”は英語と同じだけれど、語中もしくは語尾の”d”は”t”に近い発音なので、上記のようなゲール語読みにしてある。

1)の「エドレッドの小川」という解釈については、その出典を見つけるのがあまりやさしくはなかった。私が見つけたのは、新聞スコッツマンのサイトにあった例と少し変形してEadarraの川としてあった辞書サイトの例である。ただし、そのスコッツマンのサイトにしても、2)の解釈があることにもふれている。

2)の解釈は、これまで何度もでてきているスコットランド議会サイトとPeatFreakのサイトにでている解釈である。これは、蒸留所あるところが小さな二本の川の間にあるところからしても魅力的な解釈だと思う。

1)の解釈で違和感があるのは、ゲール語では、~の川などの表現のときには、~に相当する部分が川の後に続くのが普通で、前にくるのは例外的だからである。

今はどちらが正しいかはわからなくても、2つの有力な解釈があると知っておいた方が良さそうである。

原出典
1)エドレッドの小川 つづりは示されていない。
  土屋守:改訂版 モルトウイスキー大全(小学館)2002年 P86-87.

1)のつづき
  Edradour Eadarra Dhobhar 
  http://www.smo.uhi.ac.uk/gaidhlig/faclair/sbg/lorg.php

2)二つの川の間
  Edradour (Perth), Eadar Dha Dhobhar."Between two rivers".
  http://www.scottish.parliament.uk/vli/language/gaelic/pdfs/placenamesC-E.pdf

2)のつづき
 "Between Two Waters" Eadar (Scottish Gaelic - between) da (Scottish Gaelic - two) dhobhar(Brythonic Scottish Gaelic - waters).
  http://www.peatfreak.com/art-distillery-names-pronunciation.php

3)両者を紹介しているサイト 新聞:スコッツマン
  The name Edradour is thought to derive from the Gaelic "Edred dhobar" which means "the stream of King Edred" or "between two waters". (必要な箇所を抜粋)
  http://news.scotsman.com/topics.cfm?tid=609&id=2028012005

|

« いちばん行きたいツアー St. Kilda | トップページ | フェッターケアン Fettercairn »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/88375/10009251

この記事へのトラックバック一覧です: エドラダワー Edradour:

« いちばん行きたいツアー St. Kilda | トップページ | フェッターケアン Fettercairn »