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2006年7月22日 (土)

スコットランドの蒸留所見学注意事項

今回蒸留所を見学する旅をしてみて、いくつかの注意点をメモ書きにしたので参考にされたい。

1)蒸留所には見学できない時期がある
 7月は雨も少なくスコットランド観光にはもってこいの時期ではあるが、この雨が少ないというのは、冷却水などで大量に水を使う蒸留所にとっては生産に困る時期でもあるということ。ストラスアイラ蒸留所では生産設備が止まっていても見学だけは受け入れてくれたが、トーモア蒸留所では設備が稼働していないことを理由に見学も受け付けていなかった。
 蒸留所が稼働している様子を見たいというような見学を考えている方にとっては、7月は不向きな時期と言えよう。

2)見学を受け付けていない蒸留所もある
 グレントハァース蒸留所などは、はっきり No tours available と書いてあるし、Auchroisk 蒸留所なども見学ツアーはない。事前に確認されたい。

3)見学開始時刻と所要時間に注意
 Glen Garioch 蒸留所などのように随時の見学を受け付けている蒸留所もあるが、あらかじめツアーの開始時刻が決まっている蒸留所もある。是非みたいという蒸留所はあらかじめ時間を確認しておこう。Aberlour 蒸留所や Glendronach 蒸留所などは2回/日しかない(2006年7月現在)ので、それに合わせて旅程をつくってもよいかもしれない。
 また、一カ所の見学時間も結構時間がかかることを予定に組み入れておいた方がよい。最低でも一カ所1時間~1時間半はかかると思っていた方がよい。

4)蒸留所の場所は意外とわかりにくい
 Glen Garioch 蒸留なんかは路地を入り込んでいくようなイメージの場所にあったし、他の蒸留所の中にも密造酒時代を経た蒸留所もあることから簡単には見つからない場所にあるのも不思議がないことがわかるだろう。まずは地図をよく見ていくこと、そして、地元の方に道を聞けるぐらいの英語は身につけていこう。
 また、グレンって書いてあっても日本人がイメージするような谷ではない場合も多い。まわりよりもほんのちょっと低くなっている場所にとても細い川があるとグレンと呼ばれたりしている。この点にも注意されたい。

5)もちろん説明は英語
 いいチャンスだと思って英語を勉強してから行こう。ただし、非常に強いスコットランドのアクセントを持っている方もいるので、わからない場合は遠慮せずに質問しよう。

6)見学は有料も
 見学時に試飲できるためか有料のツアーが多い。今回無料だったのは、エドラダワー蒸留所とグレンドロナック蒸留所。あとは有料だった。

7)飲酒に注意
 蒸留所は車でいかないと不便なことが多いので、運転していく方も多いだろう。見学ツアーの最後には試飲できる場合がほとんどであるので、書くまでもないことかもしれないが運転する場合には飲めないことをお忘れなく。

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コメント

 なるほど〜。大きな蒸留所は日本の団体旅行にも組み込まれていたりするのでしょうが、ツウ好みの蒸留所を巡るのは意外と大変ですね。

 せっかく訪れても説明がちっともわからなかったら悲しいので、やはり英語を磨く必要あり…と…。でもなぁ、日本で英語を一生懸命勉強して中級〜上級になった人にはスコットランドに限らず、イギリスの地方の訛りはキツイでしょうね。英語力+質問する度胸も必要かも。あ、私の場合、ウィスキーに関して質問するほどの知識がないでーす。

投稿: eriko | 2006年7月25日 (火) 11:22

確かに”なまり”は問題でした。クレイゲラヒのB&Bの女将さんとグレンギリーの話をしていたときに、「あのへんの人たちはなまりがきついから」って言ってたんですが、わたしに言わせれば、スコットランドのどこでもなまりはきついです(笑)。

道を聞いたり、わからないことを積極的に確認したりするっていうのは、日本人が苦手なんですかね?蒸留所で一緒になったアメリカ人の方がずっと積極的で、まけたって感じだったし(笑)。

投稿: nanba | 2006年7月25日 (火) 20:24

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