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2006年8月15日 (火)

スコットランド地名研究本 2

スコットランドの地名の由来を研究した本の紹介シリーズその2である。

   書 名: SCOTTISH PLACE-NAME PAPERS
   著 者: WILLIAM J. WATSON
   出版社: Steve Savage Publishers ISBN:1-904246-05-2
   出版年: 2002年
   総ページ数:255ページ
   価 格: 12.5英ポンド

この本は2002年に出版されているが、著者は1948年になくなっている。そのため、前回紹介した本の著者が、Watsonが発表した論文や本などを一つにまとめて論文集の形で発行された本である。したがって、本を読むことでスコットランドの地名について系統的な理解を得られるような形ではまとまっていない。関心がある方がいらしたら、この点に注意されたい。

著者は1865年ゲール語を話す家に生まれたそうで、エディンバラ大学でケルト語の教授となっており、スコットランドのケルト系地名の研究で知られた存在だそうである。

19世紀後半から20世紀前半にかけて、地名がどう研究されていたかが気になる方は読めば良いが、そうでなかれば、前回の本やあとで紹介する本の方が役にたつ。ただし、学者気分になれることはうけあいの本である。

そして、ウイスキー好きからすると、Glen Morangie の Morangie は、この時代から既に「undoubtedly」に「Big Haugh」だと主張している(77ページ)ありがたい本である。これは、1907年の発刊の学術誌に既に掲載されている説だ。蒸留所の方々よ、蒸留所からあまり遠くない Easter Ross で生まれたこの学者のいうことに耳をかたむけなはれ。

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