« スコットランド地名研究本 5 | トップページ | SPL06/07第4節結果と次節予定 »

2006年8月21日 (月)

”無情に突き出た大岩”ができるまで(仮説)

以前、Craigellachieについては、「石が多い場所の岩」という意味だろうと書いた

また、モルトウイスキー大全には「無情に突き出た大岩」と書いてあっても信用する気にはなれないとも書いた。

でも、とても地名とは思えないこの解釈がどうやったらできちゃうんだろうとずっと気になっていた。

んで、ひょっとしたら些細な”誤訳”が元になっているかもしれないと思いついてしまった。思いついてしまったら書くのをやめられなかった(笑)。

今はクレイゲラヒのゲール語のつづりを Creag Eileachaidh としておく。そして、英語の意味が、PeatFreakのサイトのように"Rock of the Stony Place" と書いてあったとしよう。
  http://www.peatfreak.com/art-distillery-names-pronunciation.php

そこで、ゲール語の地名は、「descriptive(描写しているような)である」ということを知らないとしよう。"descriptive"と知っている人はあまり考えずに「石の多い場所の岩」のように訳すだろうから。

そうではない場合、stony には”石ころだらけの”という意味の他に、"cold and unfeeling"(Compact Oxford English Dictionary)という意味もあることから、”無情な”という単語を引っ張り出してきてしまう可能性もある。

”無情な場所の大岩”ではかっこ悪いので、もう一段加工して”無情に突き出た大岩”に”意訳”したのかもしれない。

つまり、”無情に突き出た大岩”という解釈に至った理由は stony を”石ころだらけの”ではなく”無情な”という意味に理解したことにあるんじゃないかってこと。

これが当たっていないことを祈ろう。もしあたっていたら、モルトウイスキー大全はしょうもなさすぎる。

|

« スコットランド地名研究本 5 | トップページ | SPL06/07第4節結果と次節予定 »

コメント

しょうもなさすぎる・・・言い得て妙と言う感じですね(^^♪stonyの意味の別の意味を知っていた、もしくは調べてそちらにしたならまだ救いがあるのかもと思うのですが翻訳家としてはどうなんだろうと思います。知らないPengoはstone=石としか出てこないもの(#^.^#)

投稿: pengo | 2006年8月21日 (月) 21:39

これはあくまでわたしの思いつきで、仮説ですからね。でも当たっているかもなぁとも思いつつ(笑)。

ところで今度のイベントは参加するの?

投稿: nanba | 2006年8月22日 (火) 09:11

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/88375/11521322

この記事へのトラックバック一覧です: ”無情に突き出た大岩”ができるまで(仮説):

« スコットランド地名研究本 5 | トップページ | SPL06/07第4節結果と次節予定 »