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2006年10月14日 (土)

太平洋の鮭と大西洋のサーモン

 気になっていたことがあった。それは、日本の一般的な鮭が川に遡上し産卵後は死んでしまうのに対して、英国などにいるアトランティックサーモンは、産卵後も死なず何度も海と川を行き来するということ。そして、食べるときでもアトランティックサーモンは人気で、カナダなどではパシフィックサーモンよりずっと人気があるのだそうだ。

1)種類は?
2)味の違いはどこから?
ってことがずっとひっかかっていた。全てがわかったわけではないけれど、自分なりに納得ができたように思うので記しておきたい。

1)タイセイヨウサケとタイヘイヨウサケ
 同じサケ科の魚でも日本にいるサケは、タイヘイヨウサケ属であり、アトランティックサーモンはタイセイヨウサケ属だった(そのまんまやんけ(笑))。日本で普通に見られるサケとスコットランドのサーモンは別の種類ってこと。

2)味の違いは食べ物から
 タイヘイヨウサケ属のサケであるシロザケ、ベニサケ、カラフトマスの食物は動物性プランクトンなのに対して、タイセイヨウサケ(アトランティックサーモン)の食物は、イカ、エビ、他の小魚なのだそうだ。それによって味がことなるということ。うまい魚は、食べ物もちょっと贅沢ってことらしい(笑)。

 では、日本ではそのような肉食のサケは食べられないのか?というと実はそうでもない。マスノスケである。マスノスケは英語名でいうとキングサーモンで、タイヘイヨウサケ属でありながら、他の魚(ニシンやイカナゴなどだそうだ)を食物とする。それゆえ、日本ではアトランティックサーモンもキングサーモンとして売る場合もあったのだそうだ。

 他の魚を食べるということは食物連鎖で上位に位置するってことで数は必ずしも多くないってことにもなる。おいしいサーモンは数が少ないってことを意識して、ありがたく食べることにしたい。

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コメント

うわっ、初耳なことだらけです。
スコティッシュ・スモーク(ド)・サーモンはイギリスでの寿司パーティーの貴重なネタの一つですが、日本のサケとそんな違いがあるなんて!脂がのってて味が濃厚…くらいにしか思ってなかったです。
勉強になりました。

投稿: eriko | 2006年10月14日 (土) 21:08

お久しぶりです!私も気になっていたので、調べてくださってうれしいです!
マスノスケ、ずっと前に「どっちの料理ショー」で今日の厳選素材として紹介されていました!なかなか獲れないこのマスノスケ、番組中のVTRでも何回も何回も大きな網ですくっていました。その結果、最後の最後に1匹だけ捕獲することができました。体つきや色が全然違っていたのを覚えています。他の鮭よりももっと銀色に輝いてました。それにしても、今回でこの2種の鮭の違いがわかってうれしかったです。そっか、食べ物かあ・・。プランクトンvsイカ、エビ、イカナゴじゃ・・・。

投稿: のりこ | 2006年10月15日 (日) 17:04

erikoさん

いや~わたしも知らなかったことだらけだったので、調べていて結構楽しかったのです。

これからはキングサーモン狙いです(笑)。

投稿: nanba | 2006年10月15日 (日) 20:36

>> のりこさん

おひさしぶりです。食べるものが違えば、味も違って当然ですよね~。あとは、サクラマスも肉食で”タイヘイヨウサケ属”なのだそうです。おいしさは、鱒の寿司でわかります。

投稿: nanba | 2006年10月15日 (日) 20:38

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