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2006年11月30日 (木)

スコットランドにうまいものはない?

スコットランドにうまいものはないと言ってしまうと、不幸なことにイングランドと同じ扱いだと感じてしまう。最近のロンドンの飯はうまくなってきているという風評もあるから、もっとひどい扱いかもしれない。

今月18日に開催された日本スコットランド協会関西支部講演会でも、松井先生がスコットランドにはあまりおいしいものがないし、グルメ本なんかもないんですよとおっしゃっていた。

でも、わたしはあんまりまずい飯にあたったことがないんだよなぁ、スコットランドでは(松井先生は、そりゃ運がいいんですよとおっしゃっていたが。。。)。旅行で食べたご飯についてはホームページをみてもらえればその感じがわかってもらえると思う。確かに、その中のいくつかは、まずいな~という飯がなかったわけではないけれど、”スコットランドはおいしい”という印象のほうが、わたしの中では圧倒的なのだ。

んで、グルメ本はあるかないか確認をするのがやさしくないけれど、レストランやパブなどを紹介するサイトがないわけではない。スコットランド人だって、ちゃんとグルメしたいのだ。このリンク をみてほしい。新聞Scotsmanのサイトにあるある種のグルメサイトだ。
パイ、朝食、夜遅くに食べるお店、シーフード、ベスト10などなどテーマごとに、たくさんのお店が紹介してある。

ベスト10(Ten of the best)に自分の行ったお店があるのはうれしい(笑)。

これでもスコットランド人はグルメを気にしないし、うまいものがないって言うのかなぁ。
あたしゃ、スコットランドはうまいものが多い!と信じて疑わない。

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2006年11月29日 (水)

超・極私的ケルト考(島のケルト)

これまでにわかっている遺伝子解析の結果からは、いわゆる大陸のケルトが大量に移民して島のケルトを形作ったわけではないことがはっきりとしたと理解している。

すると、次のような事柄をどうにかして遺伝子解析の結果とつじつまがあうように説明をしなければならない。

1)今の島のケルト人はどこからきたのか?
2)アイルランドと英国(以下ブリテン諸島という)の青銅器文化と鉄器文化はどのようにしてもたらされたのか?
3)ケルト系言語と呼ばれる言語はどのようにして島に渡ったか?

1)の答えは遺伝子解析の結果からははっきりしている。7000年ぐらい前に、現在のイベリア半島北部から英国諸島などに渡ったのである。

2)正確にはわからないが、はっきりしているのはブリテン諸島の青銅器文化と鉄器文化は大量の移民なしに達成したということ。これは島の人間が、大陸にでかけてその技術を身につけて帰ってブリテン諸島に普及させたか、技術がある人々が小数だけ大陸からブリテン諸島に渡り普及させたのか、あるいはその両方が起こったかのどれかだということになる。

3)ケルト系言語と呼ばれる言語はどのようにして渡ったか?
 わたしが気にしているのは次の3つ。
3-1)そもそも大陸のケルト人は、島のケルト人と同じような言語を本当に話していたのか?
 大陸のケルト語(ブルトン語は、コーンウォールやウェールズから5世紀以降移民した人々が話した言語なので、これを大陸のケルト語とはしない)は、本当に現代のケルト系言語の先祖なのだろうか。そして、たくさんの部族が知られている大陸のケルト人は本当にケルト系言語を話していたのだろうか。これらは、十分に検証されているのだろうか?

 これについては不勉強なのでよくわからない。現代に残るケルト系言語と言われるものと、紀元後5世紀頃まで話されていた大陸のケルト系言語と呼ばれていた言語と現代の島のケルト系言語は、違う系統の言語であるというような研究がないだろうかと思っている。

3-2)現在のケルト系言語は、本当に大陸ケルトから島のケルトに渡ったのか?
 たとえば、サクソンがブリテン島にやってきて時には、大量に移民してきて、かつ現地民を強力に支配したこともあって、言語もサクソンの言葉(古い英語)が使われるようになった。しかし、、ヴァイキングのように、大量の移民はあっても、言語的には地名の一部にその名残をとどめるだけになって、ゲール語や英語を話すようになってしまった例もある。
 遺伝子解析が教えるように、大陸のケルトが大量に移民してきていないとなると、その言語だけが、大陸からブリテン諸島にわたることがあるのだろうか?

→ 元々7000年前に大陸からわたった人々が元々話していた言葉が、現代残っているケルト系言語の先祖だったのではないか?(証明はとても難しいし、思いつきでしかないことは十分に承知しているが、これぐらいしか説明がつかないのではないだろうか)。

3-3)大陸のケルト系言語は、実は、西ヨーロッパからやってきたのではなく、イベリア半島から広がったということはないのだろうか。全くの思いつきなので、なんの根拠もないが、これだと、島のケルトと大陸のケルトが同じような言語を話しているというのは簡単に説明できるし、中央ヨーロッパから英国諸島に大量の遺伝子流入がないのも説明できる。
 最も古いインドヨーロッパ語族ができてトルコ付近から500~1000年ぐらいでイベリア半島まで到達していれば、不可能ではないかもしれない。ただし、他の言語学的な変化と対応がとれているかどうかはわからない。

これらは所詮、素人の思いつきのレベル。
それよりもケルトをずっと研究してきた学者たちが、遺伝子解析の結果でてきた1~4)の疑問に答えるような研究もきっと進めていくだろうと期待している。そのときにでてくる答えは、わたしの思いつきとは全く違うこともあるだろう。答えがでてくるのはいつになるだろう。早く知りたいものだ。

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2006年11月28日 (火)

SPL06/07第16節結果と次節予定

スコティッシュプレミアリーグは、第16節が11月25,26日に行われた。
セルティックが引き分け11連勝でストップ。
レンジャースは快勝したが、ハーツが引き分けたため、ヒバーニアンと並ぶ順位は変わっていない。
開幕からしばらく不調だったダンディUは今節もきわどく勝って、じわりと順位を上げてきている。下位ががんばると混戦になる。もっと下位チームにがんばってほしい。

第16節結果
2006年11月25日(土)               
 ダンファームライン 0-3 アバディーン     
 インヴァネスCT    0-0 ハーツ        
 マザーウェル     4-2 フォルカーク      
2006年11月26日(日)
 ダンディU       1-0 セントミレン    
 ヒバーニアン      2-2 セルティック    
 レンジャース     3-0 キルマーノック   

11月26日終了後の順位表
順位 クラブ名    勝ち点 得失点差  勝 引分 負  試合数
 1 セルティック          41         21        13    2    1      16
 2 レンジャース         28         10          8    4    4      16
 3 アバディーン         28           9          8    4    4      16
 4 ヒバーニアン         23         12          6    5    5      16
 5 ハーツ                 23           5          6    5    5      16
 6 キルマーノック      22         -7          6    4    6      16
 7 インヴァネスCT     20        -3          4    8    4      16
 8 フォルカーク         18         -3          5    3    8      16
 9 ダンディーU          17       -13         4    5    7      16
10 セントミレン          16         -7          4    4    8      16
11 マザーウェル        15         -9          4    3    9      16
12 ダンファームライン  12      -15          3    3   10     16

次節の予定をあげておく。
第17節予定
2006年12月02日(土)                  ()内は日本時間
 セルティック        - アバディーン        15:00(24:00)
 ヒバーニアン       - ダンディU         15:00(24:00)
 インヴァネスCT  - マザーウェル     15:00(24:00)
 キルマーノック   - ダンファームライン  15:00(24:00)
 セントミレン    - ハーツ           15:00(24:00)
2006年12月03日(日)
 フォルカーク   - レンジャース        14:00(23:00)

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2006年11月27日 (月)

SPL06/07 第16節 セルティック引き分け

SPL第16節、セルティックはアウェイでヒバーニアンと対戦した。
この試合中村にボールがわたると、Nakamura~と現地解説は声をだすが、決定的なチャンスに絡むことなく終わった感じ。次節に期待。

 11月26日(日) ヒバーニアン 2-2 セルティック
  得点 スノー70分、マギーディ74分

今日のセルティックの先発メンバーは次の通り
GK         ボルッツ
DF テルファー、コールドウェル、マクマナス、ネイラー
MF 中村、レノン、ヤロシク、マローニー
FW       ミラー、ズラウスキ

控え 
GK マクガヴァン
DF ウイルソン、オジェー
MF マギーディ(61分 マローニーと交代)、スノー(46分 ズラウスキと交代)
FW ライオダン、ピアソン

前半 立ち上がりからヒバーニアンがずっと動きがよく、ボールも支配している。10分すぎにセルティックがヒバーニアンゴールに迫ったが、そこからのカウンターですばらしいシュートをヒバーニアンに決められてしまった。
その後も効果的な動きがあまりないセルティックと対照的によくきくプレスからの速攻のヒバーニアンという形でゲームは進んだ。
中村は、パスの中継場所としては機能しても決定的な働きはできていないように感じる。

後半 動きがわるかったズラウスキに変えてスノーを投入。ヤロシクがちょい上がり目?しかし、しばらくは、あまり流れが変わらない。
そして、61分にはマローニーに変えてマギーティを投入。直後に失点して2-0とされたが、この後から動きがよくなったセルティックが反攻。
70分には左サイド奥まで切れ込んだミラーからマイナスのクロス。それをヤロシクもマギーディも決められなかったが、奥から走ってきたスノーが落ち着いて決めて2-1。
さらに74分、ペナルティエリア左から切れ込んだマギーディーが、単独で持ち込みシュート。鮮やかに決まって2-2となった。

鋭いカウンターで好勝負を演じたヒバーニアンはいいチームだった。
それに引き替え、コールドウェルをけがで欠いたセルティックは特に前半に動きが悪く、疲れと幾分かの慢心を感じる。2位を勝ち点で大きく引き離したリーグ戦ではあるが、これを続けていいはずがない。がんばってほしい。

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2006年11月26日 (日)

死ぬまでにスコットランドですべき100のこと

このブログにもときどきコメントをくださる のりこさんのブログ でこの記事のことを見つけてきました。 Edd McCracken という方が2004年3月28日にサンデーヘラルドに載せた記事です。http://www.sundayherald.com/np/100things.shtml (これはリンク切れ)。

残念なことにこの記事は本家のサイトからは削除されているようです(まあ古いからしょうがない)。でも、読む手がないわけじゃない!

手順
1)Google で”100 Things To Do in Scotland Before You Die”とインプットして検索
2)もちろん本家サイトが検索にヒットするが、その記事はないので、キャッシュをクリックする。
3)めでたく、記事が読める。
4)記事を pdf などの形式でHDDに大事に保存(笑)。

さぁ、あなたはいくつ体験してます?わたしが体験したのは、次の8つでした。
まだまだ死ねませんね(笑)。

2. Visit the Standing Stones at Callanish
3. Take the West Highland line to Mallaig
11. Spit on the Heart of Midlothian
12. Go to a Highland Games
45. Go Loch Ness Monster hunting
51. Visit a malt whisky distillery
77. Pop into Plockton
89. Eat haggis and clapshot

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ピッティヴァイック Pittyvaich

そろそろゲール語で解読できる蒸留所も最後かなと思う。ここで取り上げなかったもののほとんどは英語(スコットランド英語)で説明できるものである。

最後になるかもしれない蒸留所の名前解読は Pittyvaich で、これも地名であり、蒸留所名であり、ウイスキーのブランド名である。

解釈例
1)牛小屋がある農場/集落 モルトウイスキー大全にはつづりがあげられていない。
                                 他のサイトの例 Peit もしくは Baile a' Bhàthaich

英語で Pit とついているのは、ピクト人のいた地域につけられた集落、農場などの意味ということである(英語ではあるが、関心のある方は辞書サイトと参考サイトをごらんいただきたい)。古いゲール語では、pet や pett と書いていたそうである。

vaich の部分は、ゲール語の牛小屋 bàthach の 定冠詞付き属格 a' Bhàthaich 。

これをくっつけると Pet a' Bhàthaich ペタァヴァイヒ となって、厳密な意味としては「その牛小屋があるその農場/集落」というような意味になるだろう。

現代のゲール語のみで書くなら、Baile a' Bhàthaich となる。

原出典は以下の通り
1-1)ピクト族の集落+ゲール語の牛小屋 つづりはあげられていない。
  土屋守:改訂版 モルトウイスキー大全(小学館)2002年 P204-205.

1-2)"The Farm with the Byre"
  Peit/Baile a' Bhàthaich (Pictish Gaelic)
  http://www.peatfreak.com/art-distillery-names-pronunciation.php

1-3)Pittyvaich (Banff).
  "The farm with the byre", from Pictish/ Gaelic, Peit/Baile a' Bhathaich
  http://www.scottish.parliament.uk/vli/language/gaelic/pdfs/placenamesP-Z.pdf

辞書サイト
A)Pit- prefix in farm and townland names in Pictland, meaning
  "farm, portion"; Old Gaelic pet, pett, g. pette (Book of Deer),
  a Pictish word allied to Welsh peth, part, Gaelic cuid.
  See further under cuid and pios.

B)bàthach  nm. g.v. -aich; pl. -aichean, byre, cow house
  http://www.ceantar.org/Dicts/search.html

参考サイト
  http://en.wikipedia.org/wiki/Pictish_language

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2006年11月25日 (土)

”ケルト 生きている神話”

最近大陸のケルト人がローマ帝国におされてブリテン諸島に大挙して移住したかということが考古学資料の裏付けを伴って書いてある本はあるのか?というのが、今の関心事で、次の本も読んでみた。

   書 名: ケルト 生きている神話
   著 者: フランク・ディレーニー
   翻 訳: 森野 聡子
   監 修: 鶴岡 真弓
   出版社: 創元社 ISBN4-422-23005-0
   出版年: 1993年
   ページ: 404ページ
   価 格: 3200円+税

この本の目次は次のようになっている。

 第1章 はるかなる源流をたずねて
 第2章 民族の軌跡
 第3章 第一の悲話 トゥレンの子どもたち
 第4章 異教とキリスト教
 第5章 第二の悲話 リルの子どもたち
 第6章 表象の森へ
 第7章 第三の悲話 ウシュナの子どもたち
 第8章 ケルト人であるということ
 第9章 エーダインの恋
 第10章 受け継がれた遺産

BBCのドキュメンタリー番組を本にまとめたもので、著者はアイルランド人である。遺伝子解析以前のケルトについて人々がどのような考えを持っていたかはこの本を読むとよくわかる。

大陸のケルト文化をその発掘の歴史からとりあげ、ラ・テーヌとハルシュタットの遺跡発掘の様子なども簡単に紹介してくれている。また、3つの章を使ってアイルランド神話も紹介している。
よくできているのは現代のケルト人(とここでは書いておく)がすんでいるウェールズやアイルランド、スコットランド、コーンウォール、マン島でどのようにしてその言語の復興運動がなされてきたかを丁寧に書いてあるところに興味を持った。

以前から気になっていたのだが、典型的なケルト遺跡のことは大陸のものを、神話や伝説はアイルランドのものを持ってくるというのは、この本でも同じであった。違和感があるのはわたしだけなのだろうか。

そして、この本にも、残念ながら、ローマに押されたケルト人が大挙してブリテン島にやってきたというのは考古学的証拠なしにかかれている。もちろん、そのずっと以前からケルト人はブリテン島にすんでいたことになっている。これについても考古学的資料はあげられていない。

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2006年11月24日 (金)

スコットランドサッカー短信26 UEFAカップグループステージ第3節

UEFAカップのグループステージ3試合目が11月23日に行われた。
スコットランドのレンジャースはグループA。その結果を示す。

 グループAの結果
  Auxerre    2-2 Rangers
  M. Haifa   1-0 P.Belgrade
  Livornoは試合無し

AUXERRE 2-2 RANGERS
Jelen 31, D. Niculae 75   Novo 62, Boyd 84 

レンジャースはアウェイで2-2でオーセルと引き分けた。
2度リードを許す展開だったが、ノヴォとボイドのゴールで2度とも追いついて引き分けに持ち込んだ。これで、3位以上が確定したので、レンジャースは1試合を残してノックアウトステージ(UEFAカップグループリーグから24クラブとUEFAチャンピオンズリーグ1次リーグ3位の8クラブ、合計32チーム)に進出することが決まった。

マッカビハイファは1-0でパルチザンベオグラードに勝利した。

グループA順位
順位 勝ち点 得失点差 クラブ
  1         7          3        Rangers(スコットランド)
  2         6          1        M.Haifa(イスラエル)
  3         1       -1        P Belgrade(セルビア)
  4         1       -1        Livorno(イタリア)
  5         1       -2        Auxerre(フランス)

グループAの残り試合をあげておく
11月29日
  Livorno v Maccabi Haifa
  Partizan Belgrade v Auxerre
  Rangersは試合なし
12月14日
  Auxerre v Livorno
  Rangers v Partizan Belgrade
  M.Haifaは試合なし

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2006年11月23日 (木)

”イングランド「ケルト」紀行”

最近ケルトの本を読んでいた勢いでイングランドのケルト本も読んでしまった。

  書 名: イングランド「ケルト」紀行 アルビオンを歩く
  著 者: 武部好伸
  出版社: 彩流社 ASIN: 4779111935
  出版年: 2006年
  ページ数:286ページ
  価 格: 2625円(税込)

この著者は、ケルト紀行のシリーズをだしていて、その一つである(もう残っているのは新大陸のケルトぐらいだろうけれど)。

北はヘイドリアンウォール、西はペンザンス、東はアングリアとケルトの痕跡を求めてイングランド内を旅している。

ローマに反乱を起こしたイケニ族のブーデッカやアーサー王などの話や、白亜の大地に描かれた謎の絵の遺跡、ストーンヘンジやスタンディングストーンなどについてもイングランド内のものを丁寧に取り上げている。

また、著者が感じたままを大阪弁で語るところなどは、著者の人柄がでていてとても楽しい。ケルトに関心がなくても、古いイングランドの歴史をめぐる旅の本と考えても楽しめるだろう。

ところで、著者はこの中にとても気になることを書いている(”私的ケルト考”と題しているところ)。
○最近の遺伝子解析の結果から、大陸ケルトと島のケルトは遺伝子的なつながりがないことがはっきりした。
○島のケルトは新石器時代からの人々の遺伝子を強く受け継いでいる。
○新石器時代を作った人々が、大陸のケルトと交流する内に、ケルトの文化を強く受けて、青銅器時代や鉄器時代を作ったのではないか
というようなことが書いてあるのだ。

遺伝子解析に文句はないが、ケルト文化の受容については正しいのだろうか。
同じ民族が新石器時代から住み続けたのならばストーンヘンジの正しい使い方が現代に伝わっていないのはなぜだろう?元々持っていた言葉が、他民族の支配がない状態で変わっていくのだろうか?など新しい疑問もわいてくる。

これは著者だけではなく、英国やアイルランドの古い時代を研究する人々にとって共通の課題だろう。

このシリーズで残っているのは新大陸ぐらい。ノヴァスコシアにいるゲール語ネイティヴやアルゼンチン・パタゴニアでいまも言葉を含めて伝統を伝え続けているウェールズ移民を訪ねる旅にも期待していたりする。 新大陸ケルト紀行 ノヴァスコシアとパタゴニアを歩く なんてどうだろう?

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2006年11月22日 (水)

スコットランドサッカー短信25 CLグループリーグ第5節

欧州チャンピオンズリーグの1次リーグのセルティックが属するF組の試合が11月21日夜(日本時間の22日早朝)に行われたその結果を示す。

2006年11月21日(火)。
  ベンフィカ  3-1 コペンハーゲン
  セルティック  1-0 マンU

また、ホームの2チームが快勝。サッカーってホームチームが強いなぁ。

セルティック先発  
GK         ボルッツ
DF テルファー、バルデ、マクマナス、ネイラー
MF 中 村 、グラヴェセン、レノン、スノー
FW      ズラウスキ、ヘッセリンク
控え
GK マーシャル
DF ウイルソン、
MF マギーディ、ヤロシク(46分 スノーと交代)
FW マローニー(46分 ズラウスキと交代)、ミラー(85分 中村と交代)

試合は、セルティックが押されっぱなしの90分と言ってよかったぐらい。ストラカン監督の先発メンバーのためだろうか、前半は特にセルティックは押されっぱなしだった。

でも、81分に30ヤードの奇跡的なフリーキックが中村が決めた。鳥肌ものだった。ゴールがきまりシャツをひっぱりながら走る中村に抱きつくチームメイト。う~、早起きしてよかった~。いいシーンだ。
現地アナウンサーは、「What a wonderful free kick!!!」と絶叫。気持ちがよくわかるアナウンスだった。また、ゴールが決まる前の祈るような観客席が、喜びを爆発されるシーンもとてもよかった。

そして、最後はペナルティキックまで止められたマンチェスターユナイテッド。試合は、ずっと彼らが支配していただけに残念だろう。

試合終了後は、セルティックのタオルマフラーを掲げた6万人による You 'll never walk alone. の大合唱。この雰囲気は最高である。

はぁ、一度この雰囲気を味わってみたい。

グループF順位
順位 勝ち点 得失点差 クラブ
  1         9          1        セルティック
  2         9          3        マンU
  3         7          2        ベンフィカ
  4         4       -4        コペンハーゲン

この順位は、同じ勝ち点の場合、当該チーム間同士の勝ち点、当該チーム同士の得失点差、当該チーム同士のアウェイゴール数の違いによって決着をつけるというルールのため。
第一試合は マンU 3-2 セルティック  第二試合は、 セルティック 1-0 マンU
2試合やって、勝ち点も得失点差も同じだけれど、アウェイゴールはセルティックが”2”でマンUが”0”のため、セルティックが上に行くのである。

これで、コペンハーゲンは敗退が決定。
セルティックは勝っても負けても2位以上が決定。
マンチェスターユナイテッドは引き分け以上で1次リーグ勝ち抜けだが、負けるとセルティックが敗れても上記のルールで1次リーグ敗退してしまう。
ベンフィカが勝ち残る条件は勝利のみ。

最終節は12月6日(水)。対戦は次の通り。
  コペンハーゲン - セルティック
  マンU     - ベンフィカ

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2006年11月21日 (火)

「スコットランドを旅する」

最近ケルトの本を読んでいて肩がこってきたきたので、写真中心の旅行記を一冊読んだ。

  書 名: スコットランドを旅する
  著 者: 辻丸純一
  出版社: 千早書房 ISBN4-88492-417-7
  出版年: 2005年
  ページ数:141ページ
  価 格: 1600円+税

イングランドとの紛争に巻き込まれ続けた歴史を持つローランドを丁寧に紹介し、エディンバラの街についてもページをさいてきちんと紹介している。
グランピアンのところでは、ウイスキー好きにはたまらない、スペイ川周辺の蒸留所と皆川氏がいたクリゲラヒホテルのバーなどが紹介してある(現在、皆川氏はクレイゲラヒホテルからハイランダーインへ移られている。)。また、古城やエリザベス女王もご出席される唯一のハイランドゲームズであるブレイマーギャザリングについても詳しく紹介してある。
島々のところでは、スカイ島はもちろんルイス島のスタンディングストーンも紹介されているし、アイラ島では蒸留所のことはもちろん、アザラシがヴァイオリニストであるフィオナさんの奏でる調べを聞いている様子なども紹介されている。

そして、何しろ著者はプロのカメラマンなので、その写真の美しさがたまらない。ページをくって写真を眺めていると本当にスコットランドを旅しているような感じがしてくる。

固有名詞の読み方などに違和感のあるところがないわけではないけれど、そんな小さなことを気にしないで読める楽しい本である。
Photo_2

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2006年11月20日 (月)

SPL06/07第15節結果と次節予定

スコティッシュプレミアリーグは、第15節が11月18,19日に行われた。
セルティックが11連勝と負けないため、2位以下もついていって欲しいところ。しかし、今節はレンジャースとハーツが直接対戦してつぶし合いとなった。結果は、アウェイでレンジャースが勝利を上げている。監督が病気で倒れたり、キャプテン交代など、やはり今年もロマノフ・ハーツは話題にことかかないが、リーグ戦が不調では盛り上がらない。
最下位ダンファームラインが勝利をあげたので、下位の差が詰まっておもしろくなってきた。

第15節結果
2006年11月18日(土)               
 アバディーン     2-0 セントミレン     
 セルティック    3-0 インヴァネスCT   
 ダンファームライン 2-1 ダンディU       
 キルマーノック   2-1 フォルカーク    
 マザーウェル    1-6 ヒバーニアン    
2006年11月19日(日)
 ハーツ        0-1 レンジャース    

11月13日終了後の順位表
順位 クラブ名    勝ち点 得失点差  勝 引分 負  試合数
 1 セルティック          40         21        13    1    1      15
 2 レンジャース         25           7          7    4    4      15
 3 アバディーン         25           6          7    4    4      15
 4 ヒバーニアン         22         12          6    4    5      15
 5 ハーツ                 22           5          6    4    5      15
 6 キルマーノック      22         -4          6    4    5      15
 7 インヴァネスCT     19        -3          4    7    4      15
 8 フォルカーク         18         -1          5    3    7      15
 9 セントミレン          16         -6          4    4    7      15
10 ダンディーU          14       -14         3    5    7      15
11 マザーウェル        12        -11          3    3    9      15
12 ダンファームライン  12       -12          3    3    9      15

次節の予定をあげておく。
第16節予定
2006年11月25日(土)               ()内は日本時間
 ダンファームライン - アバディーン      15:00(24:00)
 インヴァネスCT   - ハーツ           15:00(24:00)
 マザーウェル    - フォルカーク       15:00(24:00)
2006年11月26日(日)
 ダンディU       - セントミレン       15:00(24:00)
 ヒバーニアン     - セルティック      14:00(23:00)
 レンジャース    - キルマーノック     15:00(24:00)

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2006年11月19日 (日)

SPL06/07 第15節 セルティック11連勝

SPL第15節、セルティックはホームでインヴァネスカレドニアンシスル(以下インヴァネスCT)と対戦した。この試合、試合開始後7分頃までスコットランドから映像が届かず、ちょっとびっくり。試合は、セルティックが快勝したが、中村は今日もボールを失うことが多い。きっと日本のメディアは、得点の起点とかなんとか言いそうだが、もっと活躍してほしい~。

 11月18日(月) セルティック 3-0 インヴァネスCT
  得点 オウンゴール43分 ヘッセリンク72分 ヤロシク85分

今日のセルティックの先発メンバーは次の通り
GK         ボルッツ
DF テルファー、コールドウェル、マクマナス、ネイラー
MF 中村、レノン、グラヴェセン、マローニー
FW       ヘッセリンク、ズラウスキ

控え 
GK マーシャル
DF ウイルソン、オジェー(60分 コールドウェルと交代)
MF マギーディ(87分 マローニーと交代)、スノー、
   ヤロシク(76分 グラヴェセンと交代)
FW ライオダン

前半 立ち上がりの7分は映像無し(笑)のためわからず。セルティックは、パスを回してインヴァネスCTゴールに迫っていくが、鋭いカウンターでインヴァネスCTも逆襲をかましてくる。いい試合。
23分頃、ゴール前の混戦でヘッセリンクが一瞬ボールを押し込んだように見えたが、きちんとゴールラインを超えていなかったようで、得点にならず。

得点は42分。相手陣左サイド奥で、中村からパスを受けたネイラーがゴール前にクロス。ズラウスキが頭で折り返したところをヘッセリンクがDFと競ってゴール。ヘッセリンクのゴールでも良かったように思うが、DFのオウンゴールとなってしまった。DFにはちょっと気の毒だし、ヘッセリンクにとっては得点が一つ減ったじゃないか~って感じだろう。

セルティックDFは、ときどきはらはらさせるプレーをする。これをなんとかしないとCLで苦労するだろう。

中村もボールを失うことが多い。日本人の解説は、”軽く”考えているのではないかと言っていたが、相手は中村からでるパスを押さえようと必死なのだ、それを上回る技と精神力が欲しい。

後半 コールドウェルがちと足を痛めて60分にオジェと交代。マンU戦が心配になる。
試合は疲れがでたのかインヴァネスCTの鋭いカウンターが減って、ますますセルティックペースになってきた。

得点は72分。中村が右を走るテルファーにボールを渡してクロス。ズラウスキがゴール前でうまくつぶれてボールはそのままヘッセリンクへ。ヘッセリンクがうまく右足で押し込み追加点。
さらに、84分に右コーナーキックをマローニーが蹴りそれをうまいヘディングでヤロシクがゴールを決めた。彼はハーツ戦でもヘディングで貴重なゴールを上げているのを思い出させた。

マローニーは惜しいFKもあったけれど、去年のトップフォームには戻っていない。契約でもしょっちゅう代理人を交代させて、来年以降の契約延長に応じていないし、もうマギーディにして欲しいと願うわたしがいる。

グラヴェセンのミドルシュートは押さえが効いて枠に飛んでいいなぁ。でもレノンのは(以下自粛)。

インヴァネスCTは後半に息切れしたけれど、きちんと守って鋭いカウンターという基本がきちんとできているチームだった。予算を考えれば、10月の最優秀監督がこのチームのクリスティだというのも納得である。

コールドウェルは心配だけれど、これでマンチェスターユナイテッド戦に勢いをつけていけるだろう。

次の試合は11月21日(火)、ホームにマンチェスターユナイテッドを迎える。

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2006年11月18日 (土)

スコットランドサッカー短信24 CISカップ準決勝組み合わせ

CISカップ準決勝の組み合わせが決まったので書いておく。

2007年 1月30、31日(火、水)
 キルマーノック(SPL)  - フォルカーク(SPL)
 セントジョンストン(1部)  -  ヒバーニアン(SPL)

どの試合がどちらの日にあるかはまだ決まっていない。

決勝は2007年3月18日に開催される。

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トーモア Tormore

これも、地名、蒸留所名、ウイスキーのブランド名である。
蒸留所の意味は”大きな丘”で間違いがないだろう。

解釈例
1)ゲール語で、大きな丘 モルトウイスキー大全にはつづりがない
         他の出典から Tòrr mòr トー(ル) モー(ル)

tòrr は下にも示したように丘という意味で、mòr もすでに何度も見たように、大きいという意味の形容詞であるので、Tòrr mòr で ”大きな丘”という意味になる。

ただ、個人的には、丘という意味には tòrr の他に、ここで紹介した cnoc や tom などという単語もあって、どのように使い分けられているかをこれから調べようと思っている。

原出典は以下の通り

1-1)ゲール語で「大きな丘」
  土屋守:改訂版 モルトウイスキー大全(小学館)2002年 P246-247.

1-2)"High Hill"
  Tòrr (Scottish Gaelic - mound or hill) mòr (Scottish Gaelic - big)
  http://www.peatfreak.com/art-distillery-names-pronunciation.php

1-3)Tormore (Moray, Skye), An Tòrr Mòr.
  "The big hill".
  http://www.scottish.parliament.uk/vli/language/gaelic/pdfs/placenamesP-Z.pdf

1-4)'Hill(tòrr), big(mòr)'
  Mike Darton 著: The Dictionary of Place Names in Scotland New Editon 1994年 P274.

辞書サイト
A) tòrr  nm. g.+a; pl.+an, abrupt or conical hill or mountain, mound, grave, tower, heap of ruins

B) tom nm. g.v. tuim; pl. tuim, hillock, knoll, eminence, round heap, clump of bushes

C) cnoc nm. g.v. cnuic; pl. cnuic or +an, knoll, hillock

http://www.ceantar.org/cgi-bin/search.cgi

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2006年11月17日 (金)

英国の鉄器時代はケルト人によってもたらされた?

最近、ケルト人は本当に大挙して大陸から英国諸島にやってきたのか?ってことに関心があって、いろいろ本を読んだりネットで検索して、いくつか記事を書いた。

このところ、全くの門外漢なのに、遺伝子解析の論文を読んでみた。手法が正しいかどうかを判定するほどの理解をしていないので、この結果が受け入れられるモノかどうかわからないけれど、2004年にでたとても面白い論文を読んだ。

前に、英国の新石器時代は、約7000年ぐらい前にイベリア半島からやってきた人々によってもたらされた可能性が高いことやその後にアングロサクソンやヴァイキングの侵入はあっても、いわゆる中部ヨーロッパのケルト人が大挙してやってきた痕跡は見あたらないという遺伝子解析の記事を紹介した。

今回読んだ論文も、以前の記事に取り上げられていた学者とは全く異なるのに、それと対応するような内容となっていた。ますます、中部ヨーロッパにいたケルト人は、英国諸島にやってきていないという説が有力になっていると思える。

ミトコンドリアDNAの解析、Y染色体の解析、常染色体解析を組み合わせて行う解析を実施して、どのような人的移動があったかを明らかにしようとしているものであった。

北イベリア半島から西フランスをへて西ノルウェーとアイルランド、ブリテン島には、古くから共通の性質が見られることがわかり、石器時代からの共通の遺伝子があることを指摘している。また、現在ケルト語を話す地域の人々と中央ヨーロッパの人々とは、大きなつながりがなく、ブリテン諸島に鉄器時代をもたらしたのは中央ヨーロッパからやってきた”ケルト人”であるというアイデアは、ミトコンドリアDNAからもY染色体からも支持されないということを指摘している論文なのである。

ブリテン諸島に鉄器時代をもたらしたのは、中央ヨーロッパからやってきたケルト人であるというのはほとんど考古学的な裏付けがないことと、さら最近は、それを否定するような遺伝子解析の結果もあるから、さらに深い解析をやってみたという主旨のことがこの論文のイントロに書いてあって、まさにわたしが知りたかったことを検証していたという印象を受けたのだ。

きっとこれから先は、考古学者も鉄器時代がどうやってブリテン諸島で始まったかについて、中央ヨーロッパ出身のケルト人が持ってきたというのとは別の視点で考えてくれるだろう。

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2006年11月16日 (木)

英国人の先祖は7千年前にスペインからやってきた

最近、ケルト人は本当に大挙して大陸から英国諸島にやってきたのか?ってことに関心があって、いろいろ本を読んだりネットで検索している。

このサイトは英語であるけれど、関心のある方は一度見て欲しい。
一般的には、紀元前1000年ぐらい前からケルト人が英国にやってきたことになっていて、さらに、ローマ帝国におされた時代にベルガエ人が大挙して英国諸島に移住してきたことになっている。

しかし、スコッツマンの記事が紹介しているのは、遺伝子解析によって、英国諸島には、ちょうど新石器時代が始まるのと同じ時期つまり約7000年前に、いまのスペインであるイベリア半島から人々がやってきたことがわかり、その後の中央ヨーロッパからの遺伝子はあまりなく、アングロ・サクソンとデンマーク系ヴァイキングの侵入とさらにノルウェー系のヴァイキングの移住が見られるということがわかったというのである。

これはとても重要な結果を示している。これまで考えられてきたものは次のようなものであった。
1)新石器時代をもたらした人々がどこからやってきたのかもよくわかっていなかった。
2)紀元前2600~1900年頃(約4600~3900年前)に、青銅器文明をもたらしたビーカー人がきたことになっていた。
3)紀元前900~600年(2900~2600年前)にブリテン島にケルト人がやってきて鉄器文明をもたらしたことになっていた。

つまりこのようになるってこと。
1)新石器時代をもたらしたのは、イベリア半島からやってきた人々。
  これをケルト人とこの記事では呼んでいる。
2)その後、青銅器文明をもたらした人々も鉄器文明をもたらした人々も
  大きな遺伝子上の影響を与えていない。
  つまりローマ帝国におされたケルト人の大規模な移住はなかったってこと。
3)アングロ・サクソンとヴァイキングの移住は大規模で遺伝子上の影響は大きかった。
ってことになる。

気になったのは、7000年前に英国にやってきた人々をケルト人としていたこと。
このとき既にイベリア半島に住んでいた人々がケルト人だったかどうかは確定していなかったはず。単に遺伝上のグループとしてケルトと呼んでいるだけのようで、これまで言われていた中央ヨーロッパに広がったケルトと同じかどうかについては言及がない。

これが本当なら、英国の歴史を大きく書き換える結果になるだろう。
新石器時代から青銅器時代、鉄器時代への移行を大規模移民なしに説明する必要があるのだ。

ケルト系言語の伝播についても考えなければなるまい。

今後の研究が楽しみである。

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2006年11月15日 (水)

”ケルト人 蘇るヨーロッパ<幻の民>”

”ケルト人 蘇るヨーロッパ<幻の民>”

最近ちょっとケルトの本にも関心を持っている。大陸のケルト人がローマ帝国におされてブリテン諸島に大挙して移住したということが考古学資料の裏付けを伴って書いてある本はあるのか?というのが、今の関心事である。

   書 名: ケルト人 蘇るヨーロッパ<幻の民>
   著 者: クリスチアーヌ・エリュール
   監 修: 鶴岡 真弓
   出版社: 創元社 ISBN4-422-21085-8
   出版年: 1994年
   ページ: 190ページ
   価 格: 1400円+税

この本の目次は次のようになっている。

 第1章 戦士貴族階級の誕生
 第2章 初期の王族達の栄華
 第3章 ケルト人の世界制覇
 第4章 大ローマとの対決
 第5章 神々の宇宙
 第6章 ケルトの遺産

まず、わたしのような素人が、この本を読むときに注意しなければならないことがいくつかある。
1)挿絵に描かれているケルト人達は、ずっと後世の画家達の創造の産物(多くは19世紀や20世紀のものであった)であること。注釈は本の最後にまとめて書いてあるので、気がつかない方もいるだろう。
2)挿絵以外にも、考古学的出土品と思われるような配置で書いてあっても、実はケルトと全く関係ないものがあること。これも同じように注釈は本の最後にまとめて書いてある。

ハルシュタット文化のことには、あまり関心はないがその時代のこともなんとか読み、ローマとの戦いのところにきた。さぁこれからだ、きっとローマに追いやられたケルト人が大挙してブリテン島にわたるところが描かれているに違いないと思うと、それはほとんど描かれていないことがわかっておどろいた。

でも、章を改めるとなぜかブリテン島にはケルト人達がローマ人に追いやられるずっと前から住み着いていることになっていて、その文化はアイルランドで変わることなくずっと受け継がれてきたことになってしまうのだ。

こりゃ納得できない。次の本に行こう。わたしの中では、まだ大陸ケルトは英国海峡を渡っていない(笑)。

おまけ。
10年以上前に出版されて本であるから、DNA解析をしろとまでは言わないが、大陸側と島側で発掘された骨の比較ぐらいは紹介しておいて欲しかった。背の高さや頭蓋骨の形などがわかって統計的なデータになるぐらいにそろうと、ベルガエ人などが本当に島に大挙してわたったのかがわかるだろう。モノについては、ケルト人そのものが大挙して移動しなくたって、交易がある時代では移動してしまう。決定的な証拠とは言い難いのである。

大陸のケルト人の神話などが詳細に残っていてそれとアイルランド神話が似ているなら、それも証拠になるだろう。でも、大陸のケルトの神話など、わたしの理解では断片的にしか記録されていないはずである。

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2006年11月14日 (火)

SPL06/07第14節結果と次節予定

スコティッシュプレミアリーグは、第14節が11月11,12,13日に行われた。
セルティックは順当に勝った。ハーツがもたもたして引き分けたため、レンジャースに勝ち点で並ばれている。そして、首位と2位の差は15点という大差になった。
今節もダンディUは勝利して最下位とやや差が広がった。ダンファームラインは、いま最下位であるが、ダンディU同様に頑張って欲しい。

第14節結果
2006年11月11日(土)            
 アバディーン   2-1 マザーウェル     
 ダンディU   1-0 キルマーノック     
 ヒバーニアン  2-0 インヴァネスCT   
 レンジャース  2-0 ダンファームライン 
2006年11月12日(日)
 セントミレン   1-3 セルティック       
2006年11月13日(月)
 フォルカーク   1-1 ハーツ          

11月13日終了後の順位表
順位 クラブ名    勝ち点 得失点差  勝 引分 負  試合数
 1 セルティック          37         18        12    1    1      14
 2 レンジャース         22           6          6    4    4      14
 3 ハーツ                 22           6          6    4    4      14
 4 アバディーン         22           4          6    4    4      14
 5 ヒバーニアン         19           7          5    4    5      14
 6 インヴァネスCT     19          0          4    7    3      14
 7 キルマーノック      19         -5          5    4    5      14
 8 フォルカーク         18           0          5    3    6      14
 9 セントミレン          16         -4          4    4    6      14
10 ダンディーU          14       -13         3    5    6      14
11 マザーウェル        12         -6          3    3    8      14
12 ダンファームライン   9       -13          2    3    9      14

次節の予定をあげておく。
第15節予定
2006年11月18日(土)                   ()内は日本時間
 アバディーン      - セントミレン       15:00(23:00)
 セルティック      - インヴァネスCT    15:00(23:00)
 ダンファームライン - ダンディU        15:00(23:00)
 キルマーノック    - フォルカーク     15:00(23:00)
 マザーウェル    - ヒバーニアン     15:00(23:00)
2006年11月19日(日)
 ハーツ          - レンジャース    14:00(23:00)

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2006年11月13日 (月)

SPL06/07 第14節 セルティック勝利 中村目立たず

SPLは第14節、セルティックはアウェイでセントミレンと対戦した。グラヴェセンが重戦車のごとくフィールドを駆け回り、ハットトリック達成。今日は中村も目立っていないがしょうがあるまい。グラヴェセンの活躍に拍手。

 11月12日(日) セントミレン 1-3 セルティック

今日のセルティックの先発メンバーは次の通り
GK         ボルッツ
DF テルファー、コールドウェル、マクマナス、ネイラー
MF 中村、レノン、グラヴェセン、マローニー
FW       ミラー、ヘッセリンク

控え 
GK マーシャル
DF バルデ、オジェー
MF マギーディ、スノー(66分 マローニーと交代)、
   ヤロシク(85分 ヘッセリンクと交代)
FW ズラウスキ(61分 ミラーと交代) 

前半 1分にいきなりグラヴェセンの復活ゴールで始まった。ロングボールをヘッセリンクが頭で落とし、それをさらにミラーが胸で落としたところにグラヴェセンが走り込んでシュート。きれいな崩しと決定力を感じるシュートだった。20分にはグラヴェセンが、単独でどすどすって感じでドリブルで持ち込んで強引にシュート。これが決まって2点目。
1点取られても果敢に攻めにでてきたセントミレンではあるが、時間が進むにつれて力の差を感じるようになってつまんない感じ。現地解説は、セルティックは好きなようにパスを回してよくやっていると伝えている。その他にも、絶対PKだと現地解説が言ったプレーがあって、ミラーが倒されたのだが、取ってもらえなかった。
ただ、10月のSPLのプレーヤーオヴザマンスに選ばれたネイラーの横パスに冷や冷やしている。

中村は前半終了直前にゴール前でチャンスがあったが、きちんとヒットしなかった(誰がみてもミスキック(笑))。それをグラヴェセンにからかわれたシーンが映って結構笑ってしまった。

後半 余裕をもってちんたらプレーしていたセルティックに天罰。54分セントミレンのFKからのシュートはポストをたたいたが、すぐあと、左クロスからゴール正面に走り込んだ選手が頭できれいにゴール。1-2と1点差に縮まった。
このセントミレンのスタジアムは小さいが、なかなかいい雰囲気を醸している。セルティックはアウェイを感じまくっているはず。自チームへの応援と相手チームへのブーイング、加えて自チームに不利な判定があったときのジャッジへのブーイングはいい感じ(笑)。
1点とってからはセントミレンが攻めまくり。どっちが首位かは全くわからんって印象。
61分に後半に入って消えていた印象のミラーがズラウスキと交代。
さらに66分にはマローニーが足首を痛めた様子。ちょっと心配。スノーと交代。
スノーの投入でグラヴェセンが一列前にでたことがいい方に転がる。グラヴェセンの重戦車ドリブル(ラグビーみたいだった(笑))から取った右CKを中村が蹴って、ヘディングでグラヴェセン自身が決めてしまった。ハットトリック達成。ゴール自身は微妙な判定で、ゴールラインを割ったかどうかをスローで見ても本当にわからないぐらい。とりあえず1-3とセルティックはリードを拡大。
85分にはヤロシク投入(ヘッセリンクお疲れさん)。ワントップ?。この後はちんたら時間が流れ、終了。

このスタジアムのサポーターは3点目を取られても大きな声の声援を全くやめなかった。いやかえって声が大きくなったという印象。いいサポーターで、結構好きかも。

次節はセルティックは11月18日(土)、ホームにインヴァネスCTを迎える。

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2006年11月12日 (日)

タリバーディン Tullibardine

これも、地名、蒸留所名、ウイスキーのブランド名である。
モルトウイスキー大全には地名の解釈が載っていない蒸留所の一つでもある。
見つけた解釈も複数あるが、決定的なものはわからなかった。

解釈例
0)モルトウイスキー大全には記述なし
1)ゲール語で、警戒の丘(Hill of Warning)
        Tulach bàrdainn ツラッハ バーデン
        Tulach bhàrlinn ツラッハ ヴァーリンというつづりも
2)ゲール語で、警備の丘(Hill of guard)
        Tulach Ghàrdainn ツラッハ ガーデン(このガは喉の奥から音を出す)
3)ゲール語で、詩人の地の緑の丘
        Tulach Bhàirdne ツラッハ ヴァードン

1)の「警戒の丘」(Hill of wairning) の解釈が手元にある資料の中では、最も多い解釈である。Tulachは、これまでの解釈でもあげているので、丘で問題がないだろう。ただ、どれもネタとなる資料は共通なのではないかと感じさせたのが気になると言えば、気になる点である。また、warning を意味する bàrdainn が通常の辞書などでは確認ができないことももう一つ引っかかっているところ。E. Dwellyの分厚い辞書にやっと書いてあったぐらいである。地名は古いゲール語の意味である場合も多いので、この意味でもよいのだろう。
現代ゲール語では、bàrdainn ではなく bàirlinn もしくは bàrlinn とつづる。

2)の「警備の丘」は、1)と似た解釈であるが、ゲール語のつづり的には全く異なるものである。 E. Dwellyがあげているつづりは、Tulach Ghàrdainn であり、ghàrdainn は警備兵などの意味がある gàrd(死語)の属格形ということになる。

3)の「詩人の地の緑の丘」については、スコットランド議会サイトにあった解釈である。詩人と訳しているのは、元の英語訳に the poet とあったからであるが、もしこの意味だとしたら、ドゥルイドのバードなのかもしれないとも考えている。

いまのところ、これがいいという決定的なものはないのではないかと思う。

原出典は以下の通り

0)解釈が載っていない
  土屋守:改訂版 モルトウイスキー大全(小学館)2002年 P248-249.

1-1)"Hill of Warning"
  Tullach (Scottish Gaelic - hill slope) bardainn (Scottish Gaelic - warning).
  http://www.peatfreak.com/art-distillery-names-pronunciation.php

1-2)'Warning knoll'
  tulach bàrdainn
  David Dorward 著 : Scotland's Place-Names 1995年 P136.

1-3)'Hill of warning'.
  Tulach(Scottish Gaelic )'hill, slope', bàrdainn(Scottish Gaelic) 'warning'. The reference is to a signal beacon. Noted as Tulibarden, 1234.
  David Ross 著 : Scottish Place-Names 2001年 P215.

1-4)'Hill of warning'.
  Tulach(Scottish Gaelic )'hill, slope', bàrdainn(Scottish Gaelic) 'warning'. The reference is to a signal beacon.
  George Mackay 著 : Scottish Place Names 2000年 P91.

2-1)Tulach Ghàrdainn
  E. Dwelly 著 : The illustrated Gaelic to Engilish Dictionary(1994), P1029.

3-1)Tullybardine (Perth), Tulach Bhàirdne.
  "The green hill of the poet's land".
  http://www.scottish.parliament.uk/vli/language/gaelic/pdfs/placenamesP-Z.pdf

辞書
gàrd (死語)1. Garden. 2. Fenced place. 3. Guard.
E. Dwelly 著 : The illustrated Gaelic to Engilish Dictionary(1994), P478.

bàrdainn, Islay, see bàirlinn
E. Dwelly 著 : The illustrated Gaelic to Engilish Dictionary(1994), P69.

bàirlinn, s.f. Warning, summons of removal.
E. Dwelly 著 : The illustrated Gaelic to Engilish Dictionary(1994), P61.

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2006年11月11日 (土)

”ありのままのイギリス”

島のケルトと言われてきた人々は、遺伝子的には大陸のケルトとつながりがなかったという最近の学説から、最近ちょっとケルトの本にも関心を持っている。まずは、この本を読んでみた。

   書 名: ありのままのイギリス
         幻のケルトからダイアナ妃まで 不思議な国の魅力と謎
   著 者: 石井 美樹子
   出版社: 日本文芸社 ISBN4-537-02514-X
   出版年: 1996年
   ページ: 238ページ
   価 格: 1200円(本体1165円)

著者は中世英文学→シェークスピアとかを研究されていた学者である。その文学者が書いた本なのに、ほとんどは英国の歴史にそのページが割かれている。

 第1章 イギリス人はフランス嫌い フランスに征服されてできた国、イギリス
 第2章 大英帝国誕生の謎をさぐる 人種のるつぼはどのようにして形成されたか
 第3章 イギリス王室の秘密(1) ノルマン王朝からプランタジネット王朝まで
 第4章 イギリス王室の秘密(2) チューダー王朝からウィンザー家へ
 第5章 現代イギリス探訪     伝統を重んじる国のゆっくりとした変化
 第6章 イギリス ア・ラ・カルト 料理、嗜好品、趣味、宗教

第5,6章を除けば、タイトルは別にして中身はほとんどが歴史について書かれている。
しかし、国名にはついては幾分疑問がある書き方をしている。連合王国が成立する以前のイングランドに関わることでも、”イギリス”という名前でイングランドのことを記述しているのだ。イングランドという単語もでてくるため、読み手は注意していないと混乱するのではないかと思われる。また、歴史が著者の主観による思い切った文学的形容詞と副詞によって飾られているため、ありのままのイギリスとは思えないという難点もあった。

著者が英国で不幸な食生活を送ったのは、まずい料理の紹介はするのにスティルトンチーズのように世界3大ブルーチーズといわれるような食べ物が英国にあることや、スコットランドオマールのようにフランス料理でも珍重されるような食材があることに全くふれていないことからもよくわかる。

”イギリス”と書いておきながら連合王国を意味させ、さつイングランドも意味させるような記述とスコットランドに関する無関心さは、本サイトでは全く受け入れがたい”イギリス”本である(笑)。

この本よりずっとありのままのイギリスとイギリス人について書かれた次の本がある。
 アントニー・グリン著 正木恒夫訳  「イギリス人 その生活と国民性」
 研究社出版(1987)  ISBN: 4327376329
わたしはこっちの方が好きだな。

そうそう、肝心のケルトに関する記述は、参考になるようなところがあまりなかったと書いておこう。

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2006年11月10日 (金)

ゲール語の道路標識はじゃま?

少し古い記事になるが、新聞 Scotsman のサイトにこんな話がでていた。

ゲール語の道路標識などはすこしずつスコットランド国内で増えている。エディンバラでも例外ではない。これをさらに増やそうというプランに対して、保守党の政治家がかみついたのだ。「お金と時間の無駄」だと。たしかに、ゲール語がわからない方にとっては、目障りなものでしかないかもしれない。

ゲール語を学んでいるわたしからすれば、確かにゲール語を目にする機会が増えて欲しいと思うし、その機会を増やそうという活動をしている気持ちもわかるのだが。

しかし、税金で活動が行われる以上やはり、そのコストパフォーマンスも重要であろうと思う。かけた費用に対して、よりリターンの大きい方法が採られるべきであろうと思う。

もちろん、この記事は保守党政治家の言い分を伝えているだけでなく、最近学校を含めてゲール語を学ぶチャンスが増えていることを伝えていて、何もお金は道路標識にばかり使われていないことはよくわかる。

効果的にお金を使わなければ、いつでも「無駄遣い」という議論がでてくる。まずは、より効果的にお金を使って、スコットランド国内でゲール語を普及させて欲しいと、日本の片隅からも祈っている。

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2006年11月 9日 (木)

スコットランドサッカー短信23 CISカップ準々決勝結果

CISカップ準々決勝(4回戦)の結果をまとめておく。

11月7日(火)
 セルティック(SPL)  1-1  フォルカーク(SPL)
           延長 PK4-5
 キルマーノック(SPL)3-2  マザーウェル(SPL)
11月8日(水)
 ヒバーニアン(SPL)  1-0  ハーツ(SPL)
 レンジャース(SPL)  0-2  セントジョンストン(1部)

セルティックに加え、レンジャースもハーツも敗退。
ル・グエンの首は大丈夫か?

準決勝の組み合わせは今日14時(日本時間23時)に抽選で決まる。

準決勝は来年1月30,31日、決勝は3月18日に開催される。

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2006年11月 8日 (水)

ロイヤルブラックラ Royal Brackla 

これも、Brackla の部分は地名であり、Royalがついて蒸留所名、ウイスキーのブランド名となっている。この蒸留所の意味は、モルトウイスキー大全には解釈がのっていない。

解釈例
1)ゲール語で、ウサギ/アナグマ/狐などの巣穴、繁殖地 
  A' Bhraclaich ェヴラクラヒ
2)ゲール語で、まだら模様の丘の斜面
  PeatFreakのサイトの解釈だがゲール語のつづりはあげられていない。

この蒸留所に Royal がついているのは、モルトウイスキー大全によればウィリアム4世のお気に入りだったからだそうである。
さて、Brackla の意味については、1)では、ウサギ/アナグマ/狐などの巣穴・繁殖地という意味があげられている。Dwellyの辞書には、ここで何度か取り上げた Watson の解釈だという記述がある。Watsonは、スコットランドの地名について多くの論文や本を残した学者である。
本来は、定冠詞をつけて A' Bhraclaich となるべきと思う。

さて、2)の解釈であるが原出典が書いていないので、つづりがわからないが、次のようなものではないかと考えている。
  speckeld まだらの → ゲール語は breac ブレク
  slope 斜面 → ゲール語は leathad レアト
あわせて
  Breac Lethad ブレクレアト
ただし、この解釈では、形容詞が名詞の前にくるので、ゲール語としては不利な解釈になる。

わたしは、1)の解釈をおしておこうと思う。

原出典は以下の通り

0)モルトウイスキー大全には記述がない
  土屋守:改訂版 モルトウイスキー大全(小学館)2002年 P212-213.

1-1)Brackla (Nairn). See Brackloch.
  Brackloch (Sutherland), A' Bhraclaich.
  "The badger's sett".
  http://www.scottish.parliament.uk/vli/language/gaelic/pdfs/placenamesP-Z.pdf

1-2)Brackla  A' Bhraclaich
  braclach, see broclan
  broclach, -aich, pl. aichean [-aich] s.f. Warren. 2 Badger's den. 3 Fox's den.
  E. Dwelly 著 : The illustrated Gaelic to Engilish Dictionary(1994), P125

2-1)"Speckled Hillslope"
  by some sources, and "The Badger's Sett" A' Bhraclaich by others. Often also referred to as 'Royal Brackla' by appointement of King William IV who was fond of this malt.
  http://www.peatfreak.com/art-distillery-names-pronunciation.php

辞書サイト
breac a. brice, speckled, spotted
leathad nm. g.v. -aid; pl. leoidean, declivity, side of a hill, slope
http://www.ceantar.org/cgi-bin/search.cgi

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2006年11月 7日 (火)

SPL06/07第13節結果と次節予定

スコティッシュプレミアリーグは、第13節が11月4,5,6日に行われた。
セルティックはハーツをうっちゃって11勝目2位との勝ち点差は13まで広がった。リーグはそろそろチャンピオンズリーグ出場権がかかる2位争いと降格争いに注目が移るかもしれない。
先週、がんばれといったダンディ・ユナイテッドはホームでレンジャース相手に先制を許したモノの逆転で2勝目をあげ最下位を脱出した。これで勝ち点が一桁のクラブは唯一ダンファームラインになった。3位から8位までは団子状態だし、まだまだ12位までの差は小さい。リーグ戦の楽しみは混戦。ぜひ下位のチームにも頑張って欲しい。

それにしてもレンジャースはせっかくUEFAカップグループステージで勝ったというのに、最下位相手にアウェイとはいえ、逆転負け。このままでは、ル・グエン監督の首があぶないんじゃないだろうか。11月8日(水)にはCISカップ準々決勝で、1部のセントジョンストンと対戦する。ここで勝って勢いを取り戻せるか。

第13節結果
2006年11月04日(土)             
 セルティック       2-1 ハーツ      
 ダンファームライン  0-3 フォルカーク   
 ヒバーニアン       2-2 キルマーノック   
 マザーウェル      0-0 セントミレン    
2006年11月05日(日)
 ダンディU         2-1 レンジャース    
2006年11月06日(月)
 インヴァネスCT    1-1 アバディーン    

11月06日終了後の順位表
順位 クラブ名    勝ち点 得失点差  勝 引分 負  試合数
 1 セルティック          34         16        11    1    1      13
 2 ハーツ                 21           6          6    3    4      13
 3 レンジャース         19           4          5    4    4      13
 4 アバディーン         19           3          5    4    4      13
 5 インヴァネスCT     19          2          4    7    2      13
 6 キルマーノック       19        -4          5    4    4      13
 7 フォルカーク          17          0          5    2    6      13
 8 ヒバーニアン         16           6          4    4    5      13
 9 セントミレン          16         -2          4    4    5      13
10 マザーウェル        12         -5          3    3    7      13
11 ダンディーU          11       -14          2    5    6      13
12 ダンファームライン    9       -11          2    3    8      13

次節の予定をあげておく。

第14節予定
2006年11月11日(土)               ()内は日本時間
 アバディーン    - マザーウェル      15:00(23:00)
 ダンディU     - キルマーノック      15:00(23:00)
 ヒバーニアン  - インヴァネスCT      15:00(23:00)
 レンジャース   - ダンファームライン 15:00(23:00)
2006年11月12日(日)
 セントミレン     - セルティック           14:00(23:00)
2006年11月13日(月)
 フォルカーク    - ハーツ              19:45(04:45)

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2006年11月 6日 (月)

”響”ブレンドセミナー

何度か訪ねている山崎蒸留所ではあるが、11月5日にも ”響”のブレンドセミナーがあるというので、出かけてきた。

このイベントは、このブログでも時々取り上げているバー・婆娑羅のマスター・曽我さんが実現させたもので、わたしは、時々しかお店にいけないが、おじゃまさせていただいた。

豪華お弁当で始まり、製造工程の紹介と工場見学をしたあとで、ブレンドについての解説と実際に自分で作るという順番だった。

塚原さんという方が紹介や工場見学を担当してくださった。この方の解説はとても楽しかったし参考になった。2回蒸留の意味、そのためにはモルティングが必須なこと。2回蒸留だからこその深い味わいになる(よ~く考えるとわかる)スコッチとジャパニーズウイスキーなのだという解説は、目から鱗だったし、彼らの自信とプライドが感じられた。

工場見学では、まさに激しく発酵・蒸留している様子が見学できて感動。発酵漕は、激しく泡をたててていたし、蒸留工程でも、ポットスチルの上から2/3ぐらいまでのところに激しく泡が上っていく様子が見えた。感動!

ブレンドの方は、響17年に加えてベースになるグレンウイスキー2種とモルトウイスキー4種をテイスティングしたあとで、それを実際にブレンドしてみた。塚原さんに、グレーンとモルトは50:50。グレーン2は40%以上、モルト2が30%以上とヒントをいただいたのに、実際に作ってみると響17年とは全く違った味になった(溜息)。
ただ、自分で一度作って飲んでみた後は、どれをどの程度変えればよいかがまぁまぁわかったので、よしとしておこうと思う。

おみやげまでいただいて楽しいイベントだった。サントリーがこうやってバーのお客さんをよんでウイスキーの楽しさや奥の深さを伝えるイベントを継続していることは、とてもいいことと思う。いま時代は、焼酎ブームかもしれないが、ブームはいずれ去るからブームなのである。つらいときにどんなことをしておくかが大事。そういう意味でもモルトウイスキーのブームもいずれは去るのであるからいまの内に、ブーム後の手を考えておく必要があるだろう。
Wash20061105Blendbottles20061105

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2006年11月 5日 (日)

SPL06/07 第13節 セルティック”サヨナラ勝ち”中村は活躍できず

SPLは第13節、セルティックはホームでハーツと対戦し、苦戦したものの2-1でうっちゃった。中村はおしいシュートやFKがあったし、彼のCKから同点になったものの、ボールを失うシーンが多く活躍したとは言い難い。

 11月5日(日) セルティック 2-1 ハーツ

今日のセルティックの先発メンバーは次の通り
GK         ボルッツ
DF テルファー、コールドウェル、マクマナス、ネイラー
MF 中村、レノン、スノー、マギーディ
FW       ミラー、ズラウスキ

控え 
GK マーシャル
DF バルデ、オジェー
MF マローニー(78分マギーディと交代)、ピアソン、ヤロシク(74分スノーと交代)
FW ヘッセリンク(59分ズラウスキと交代)

前半は、開始早々、マギーディがボールを持ったところを2度続けてボールを奪われ、彼自身とセルティックがリズムを失った。ボールを保持して攻めるものの、決定的なチャンスを決められない。夜中にごらぁズラウスキー~っと何度も大きな声を出してしまう(笑)。
中村はおしいパスを何度もFWに出していたがズラウスキがもらうと彼自身が、ミラーに通すとミラーからもらったズラウスキがチャンスをつぶすというイメージ。
そして、中村自身もボールを失う場面が目立ったのが残念。

後半もまったりした展開。中村は相変わらずボールを失うシーンが目立ち悲しい。そして、71分にパスミスからカウンターをくらい失点してしまうセルティック。攻められてもカウンターに活路を見いだしたハーツと、カウンターにもろいセルティック守備陣というのがはっきりわかった。
しかし、84分に中村の左CKを交代で入ったヤロシクが頭で押し込み同点とすると、ようやくセルティックにエンジンがかかった感じになった。これは、ディフェンスを引きずりながらも頭を無理矢理押し込んだようなシュートだった。
その直後におしい中村のFKがあったが、ポストとキーパーがナイスセーヴだった。
ロスタイムに、ヤロシクが決めたのと同じような左CKを中村が蹴り、いったんはキーパーがはじいて、もつれたものの、コールドウェルが何とかつなぎ、マクマナスがシュート。キーパーが後ろ向きにキャッチしようとしたボールが、無情にも手からこぼれゴールが決まった。

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2006年11月 4日 (土)

トマーチン Tomatin

これも、地名、蒸留所名、ウイスキーのブランド名である。
蒸留所の意味は”ネズの木の丘”で間違いがないだろう。しかし、この蒸留所の水源となっている Allt-na-Frithe(英語名オルタナフリス、ゲール語名オウルタナフリー)の意味を蒸留所もモルトウイスキー大全も「自由の小川」と訳しているが、これが違うのではないかと思われる。

解釈例
1)ゲール語で、ネズの木の茂る丘 モルトウイスキー大全にはつづりがない
         他の出典から Tom aitionn ト(ウ)マチョン Tom aitinn ト(ウ)マチン

意味は、”ネズの木の丘”で決まりだろう。
ただし、ゲール語のつづりとしては、Tom aitionn と Tom aitinn の2種類見られた。ただし、辞書で確認すると、Owenの辞書では、ネズの木は aiteann で属格は aiteainn としていたが、Dwellyの辞書では、ネズの木を aitionn その属格を aitinn としている。後者の方が英語の発音にも近いつづりがでるし、わたしはこちらを押しておきたい。

気になったのは、Allt-na-Frithe である。ゲール語で読めば、オウルタナフリーである。alltは、小川だし、na は f で始まる女性名詞につく定冠詞の属格形であるので、Frithe の小川となって、フリーの小川→自由の小川と勘違いあるいは意図的に解釈しているのではないかと思っている。
Fritheについては、下に意味をあげたように、名詞では”(鹿のいる)森”という意味の属格形であるので、”鹿のいる森を流れる小川”ってことになる。
これの他にも、Bruach na Frithe とつづり slope of the deer forest(鹿の森の斜面)という意味の地名がスカイ島にはある。これで Frithe が自由を表していないってことがわかっていただけるだろうか? 必ずしも蒸留所のいうことはアテにならない例がまた一つ増えたと思っている。

原出典は以下の通り

1-1)ゲール語で「ネズの木が茂る丘」
  土屋守:改訂版 モルトウイスキー大全(小学館)2002年 P242-243.

1-2)'juniper hillock'
  Tom(Gaelic) hilllock, knoll; aitionn(Gaelic) juniper.
  Nicola Wood 著 : SCOTTISH PLACE NAMES 1989年 P89.

1-3)"Juniper Hill"
  Tom (Scottish Gaelic - hill) aitionn (Scottish Gaelic - juniper).
  http://www.peatfreak.com/art-distillery-names-pronunciation.php

1-4)Tomatin (Inverness), Tom Aitinn.
  "Juniper hillock".
  http://www.scottish.parliament.uk/vli/language/gaelic/pdfs/placenamesP-Z.pdf

1-5)'juniper knoll'
  Tom aitionn
  David Dorward 著 : Scotland's Place-Names 1979年 P47.

1-6)'juniper knoll'
  Tom aitionn
  David Dorward 著 : Scotland's Place-Names 1995年 P136.

1-7)'Mound(tom) [of the] juniper(aitionn)'
  Mike Darton 著: The Dictionary of Place Names in Scotland New Editon 1994年 P273.

1-8)'Juniper hill'.
  Tom(Scottish Gaelic )'hill, knoll', aitionn(Scottish Gaelic) 'juniper'.
  David Ross 著 : Scottish Place-Names 2001年 P212.

1-9)'juniper hill'.
  Tom(Scottish Gaelic )'hill or knoll', aitionn(Scottish Gaelic) 'juniper'.
  George Mackay 著 : Scottish Place Names 2000年 P90.

辞書
aiteann n (achan) -eainn m juniper
--
frith n (free) -e, -ean f deer forest.
R. C. Owen 著 : The Modern Gaelic-English Dictionary(1993), P58.
--
aiteann see aitionn
aitionn, -inn, s.m. Juniper(plant).
E. Dwelly 著 : The illustrated Gaelic to Engilish Dictionary(1994), P25

辞書サイト
aitionn juniper, Irish aiteann, Old Irish aitenn, 以下略
--
frith nf. g.+e; pl.+ean, forest, deer forest
http://www.ceantar.org/cgi-bin/search.cgi

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2006年11月 3日 (金)

スコットランドサッカー短信22 UEFAカップグループステージ2試合目

UEFAカップのグループステージ2試合目が11月2日に行われた。
スコットランドのレンジャースはグループA。その結果を示す。

 グループAの結果
  Rangers    2-0 M.Haifa
  P.Belgrade 1-1 Livorno
  Auxerreは試合無し

レンジャースはホームで2-0でマッカビハイファを降した。
前半5分、ノヴォのゴールで先制したレンジャースは、終了間際にもPKで2点目を上げて、2-0と快勝している。これでルグエン監督の首もしばらくは安泰だろう(笑)。

パルチザンベオグラードとリヴォルノは引き分けた。

これで、レンジャースはグループAのトップに立った。

グループA順位
順位 勝ち点 得失点差 クラブ
  1         6          3        Rangers(スコットランド)
  2         3          0        M.Haifa(イスラエル)
  3         1          0        P Belgrade(セルビア)
  4         1       -1         Livorno(イタリア)
  5         0       -2         Auxerre(フランス)

グループAの残り試合をあげておく
11月23日
  Auxerre v Rangers
  Maccabi Haifa v Partizan Belgrade
  Livornoは試合なし
11月29日
  Livorno v Maccabi Haifa
  Partizan Belgrade v Auxerre
  Rangersは試合なし
12月14日
  Auxerre v Livorno
  Rangers v Partizan Belgrade
  M.Haifaは試合なし

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2006年11月 2日 (木)

スコットランドサッカー短信21 CLグループリーグ4試合目

欧州チャンピオンズリーグの1次リーグのセルティックが属するF組の試合が11月1日夜(日本時間の2日早朝)に行われたその結果を示す。

2006年11月1日
  ベンフィカ       3-0 セルティック
  コペンハーゲン  1-0 マンU

また、ホームの2チームが快勝。アウェイ2チームは苦い敗戦を味わった。マンUなんか主力温存で負けるというちとかっこ悪い負け方してるし。

セルティック先発  
GK           ボルッツ
DF テルファー、コールドウェル、マクマナス、ネイラー
MF 中 村 、レノン、スノー、ピアソン、マローニー
FW            ミラー
控え
GK マーシャル
DF バルデ、オジェー
MF マギーディ(65分 マローニーと交代)、ヤロシク
FW ライオダン、ズラウスキ(72分 スノーと交代)

セルティックは前半10分にオウンゴールで失点すると22分にも失点。後半にはだめ押しをくらい、アウェイで0-3の大敗を喫した。

中村は何本かFKを蹴るチャンスがあったがゴールはできなかったし、アシストにもならなかった。

グループF順位
順位 勝ち点 得失点差 クラブ
  1         9          4        マンU
  2         6          0        セルティック
  3         4       -1        ベンフィカ
  3         4       -3        コペンハーゲン

これで、どのチームにも予選通過の可能性が復活。第5,6節も盛り上がることになる。セルティックは、次節のマンU戦に負けられなくなった。というのも、ベンフィカがコペンハーゲン戦に勝って、セルティックがマンUに負けちゃうと、6節では勝ったとしても、ベンフィカの結果次第ということになっちゃうから。

次節は11月21日(火)。次の対戦が行われる。
  ベンフィカ  - コペンハーゲン
  セルティック  - マンU

最終節は12月6日(水)。対戦は次の通り。
  コペンハーゲン - セルティック
  マンU         - ベンフィカ

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RRPって何?

もうよくご存じの方がいらしたらごめんなさい
最近買った本の値段がこんなふうに書いてあったのに気がつきいた。
(英国にいたときには気がつかなかった ^^;)

£6.99 RRP

6,99英国ポンドだっていうのはわかる。RRPの意味はわかる?

The Compact Oxford English Dictionary によれば

abbreviation Brit. recommended retail price.

ってことだそうで。これで、英国でしか使われない英語であることもわかる。

もうひとつこれからわかることは、6.99ポンドは推奨販売価格であって、それでなくてもいいってこと。確かに Amazon.co.uk では、5.99ポンドで売られていた本だったので、これもやっと納得できた。

何を買ったかはまた今度。

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2006年11月 1日 (水)

トミントゥール Tomintoul

これも、地名、蒸留所名、ウイスキーのブランド名である。
初めてモルトウイスキー大全でこの蒸留所の解釈をみたときに笑ってしまった解釈である。納屋の形をした丘があるならぜひみてみたい。

解釈例
1)ゲール語で、納屋の形をした丘 モルトウイスキー大全にはつづりがない
        Nicola Wood は、Tom an t'sabhail とつづりをあげている
2)ゲール語で、納屋がある丘 Tom an t-sabhail ト(ウ)ム ァン ツァール

1)の解釈は、モルトウイスキー大全とNicola Wood による解釈である。モルトウイスキー大全にはつづりがないので、解釈の正しいかどうかわからない。Nicola Wood があげているつづり(下記の1-2)で解釈することにするが、これは、定冠詞付きの属格の解釈を誤っているだけだと思われる。このつづりでは、”その納屋があるその丘”という意味である。
普通に考えれば、”納屋の形をした丘”があるのはとても珍しいことであるが、この丘も違うのだろう。

2)の解釈は上にもかいたように、Tom an t-sabhail とつづれば、Tom が丘という意味、sabhal は、辞書サイトで示したように男性名詞で納屋という意味である。また定冠詞をつけて属格を作るときには、an t-sabhail となる。

多くの地名本も2)の解釈を支持している。1)のように奇妙な解釈をしている地名研究本は1冊だけであった。

原出典は以下の通り

1-1)ゲール語で「納屋の形をした丘」
  土屋守:改訂版 モルトウイスキー大全(小学館)2002年 P242-243.

1-2)'Hillock like a barn'
  Tom(Gaelic) hilllock, knoll; an t' sabhail(Gaelic) like a barn.
  Nicola Wood 著 : SCOTTISH PLACE NAMES 1989年 P89.

2-1)"Little Hill of the Barn"
  Tom (Scottish Gaelic - hill) an t-sabhail (Scottish Gaelic - of the barn).
  http://www.peatfreak.com/art-distillery-names-pronunciation.php

2-2)Tomintoul (Banff), Tom an t-Sabhail.
  "The hillock with the barn".
  http://www.scottish.parliament.uk/vli/language/gaelic/pdfs/placenamesP-Z.pdf

2-3)'little barn hill'
  Tom an t' sabhail
  David Dorward 著 : Scotland's Place-Names 1979年 P47.

2-4)'little barn hill'
  Tom an t-sabhail
  David Dorward 著 : Scotland's Place-Names 1995年 P136.

2-5)'Mound(tom) of the barn(an t-sabhail)'
  Mike Darton 著: The Dictionary of Place Names in Scotland New Editon 1994年 P273.

2-6)'Little hill of the barn'.
  Tom(Scottish Gaelic )'hill', an t-sabhail(Scottish Gaelic)'of the barn'.
  David Ross 著 : Scottish Place-Names 2001年 P212.

2-7)'Little hill of the barn'.
  Tom(Scottish Gaelic )'hill', an t-sabhail(Scottish Gaelic)'of the barn'.
  George Mackay 著 : Scottish Place Names 2000年 P90.

辞書サイト
sabhal nm. g.v. -ail; pl. saibhlean, barn
http://www.ceantar.org/cgi-bin/search.cgi

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