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2006年12月20日 (水)

”The Hill are Lonely” ハイランドキャットと少女の物語

ゲール語の先生に紹介してもらった英語でかかれた本。

交通事故で母親を亡くした少女が、妻を失った父とともにイングランドからハイランドの田舎に引っ越す。友人ができずに心を閉ざす少女と傷を負った山猫が出会い交流することで、少女の心を開いていく物語。

書名   The Hills are Lonely
著者   Joyce Stranger
出版社  Souvenir Press(1993年)
ページ数 143ページ(ペーパーバック)
ISBN    0-285-63392-9
価格   アマゾンUKで5.99英ポンド
     (販売推奨価格は6.99ポンド)

読んでいくと、舞台がスカイ島が見えるハイランドの山奥ということがわかる。美しいけれど、人口は少なく、人々は素朴。挿絵などがほとんどないが、その景色が見えるような描写をしている。
日本では、あまり知られていないかもしれないけれど、スコットランドには絶滅が心配されているハイランドキャットという野生の山猫がいる。
この山猫が漁師に肩を打たれて死にかけ、なんとかはいずって小さな洞窟に隠れていた。そこに、つらい想い出となじめない学校から飛び出してしまった少女が、山道に迷って洞窟にたどり着く。学校の鞄に入っていたお弁当のサンドイッチなどを手渡しで食べるところから、山猫は少女を信頼するようになる。
傷が癒えて山に帰ったアポロと名付けられた山猫。少女のことを忘れたのかと思われたある日、突然に現れ、ぽんと足下に採ったばかりのウサギをおいて、かつてと同じように足下で甘え、すぐに藪に帰って行った。
この山猫を看病し、解放していく過程で、少女は周りにも心を開き、受け入れられていく。

いい小説だった。スコットランドなまりはそのまんま書いてあるし、ハイランドの景色は美しいし。単語は見慣れない単語もあるけれど、中学生から大人まで読める英語の小説と思った。

# ”鶴の恩返し”はわかるが、”山猫の恩返し”に生のウサギをもらってもなぁ(笑)

ハイランド好きにおすすめ。
Hillsarelonely

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