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2007年2月28日 (水)

英国の鉄道は安全になったか?

2002年頃からだろうか、民営化された英国鉄道で、事故やトラブルが頻発した。そして、それは、設備の老朽化によるもので、メインテナンスや設備更新が十分になされていないためのものとされ、いまも英国の鉄道はあちこちで、工事がされている。

この工事は、レールの保守に関わるものと、車両の保守に関わるものの二つがある。

http://news.scotsman.com/index.cfm?id=308732007

まずは、↑の記事を読んでみてほしい。このレポートは、レールの保守に関わるものである。重大な事故を起こしかねないたった5ポンドのボルトとワッシャがなくなっていたことがわかったのだ。

2002年にウェールズで発生した事故が、2本のレールを正しい間隔に維持するための部品(20ポンド程度)3つのうち、一つがなくなっており、残りの2つが壊れていたためであり、その事例ととてもよく似ているのではないかという専門家の意見を載せている。
 
英国の鉄道はサッチャー政権の時に民営化され、日本のJRの民営化の手本となった。しかし、現在では、民営化された会社が、もうからないメインテナンスに資本を投下しなかったことによって、重大な事故が相次いだのだという認識にもなっている。日本もこのことを忘れないようにしたい。

英国の鉄道は全国に張り巡らされ、素晴らしい景色を楽しめる路線が少なくない。
 
鉄道発祥の国として、現在の状況を脱して、我々旅行者も安全に旅ができる鉄道に復活してほしいと願っている。

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2007年2月27日 (火)

Tir nan og が気になる

スコッチモルトセールスが出しているウイスキーのシリーズ名の一つがこれ。
これって何語なんだろう?

スコッチモルトセールスのホームページを見てみたが、説明を見つけられなかった。
 http://www.rakuten.ne.jp/gold/scotchshop/
 http://www.scotch-malt.co.jp/
見たのは、上の二つ。

なぜ気になるかというとスコットランドゲール語だと説明が難しいと思うから。

tìr(ゲール語では tir ではない ) と òg(ゲール語では og ではない) を調べてみよう。

tìr nm. g.+e; pl.+ean, land, a country : tìr mor, the mainland
òg a. g.v. òig; pl. òig and +an, young : an t-òg, the young man
ògan nm. g.v. -ain; pl.+an, a youth, sapling

ついでに、英語の nation という意味のゲール語も調べよう。
cinneach nm. g.v. -ich; pl. -ich, nation
辞書サイトは下記のサイト
http://www.ceantar.org/Dicts/search.html

すると、tìr は、国という意味はあるけれど、それは nation ではなく、land や country である男性名詞とわかる。だから、日本や連合王国という意味の nation ではなく、若者の国などに使われるのが、まさに当てはまる例である。

òg は若いという意味の形容詞であるれど、an t-òg のようにすると、”その若い人(つまり定冠詞付き)”という意味の男性名詞としても使える。

その若い人の国 → an t-òg は単数属格が必要
それらの若い人々の国 → an t-òg は複数属格が必要

また、òganで、若い人(単数)という意味の男性名詞もあって、複数形ならogananとなるのも辞書からわかるだろう。

http://bailebeag.cocolog-nifty.com/scotland/2005/10/post_7c8d.html

↑には、定冠詞がどう格変化をするかを場合に分けて説明している。
òg あるいは ògan が単数で、その若い人の国となるなら
 Tìr an òig あるいは Tìr an ògain

òg あるいは ògan が複数で、それらの若い人々の国となるなら
 Tìr nan ògan あるいは Tìr nan òganan

とならないと文法上つじつまがあわないと感じる。名詞と定冠詞の格変化が普通のゲール語っぽく変化していないと感じているわけ。

では、Tir nan og で検索をかけてみよう。このスコットランドゲール語では、不思議だなぁと思えるつづりが沢山ヒットすることがわかるだろう。でも、アイルランドのサイトやそれに関係したものが多いのではないかと感じる(ひょっとしたらアイルランドゲール語?)。
tìr nan òg で検索をかけても、結構アイルランドのサイトがヒットする。

また、tìr nan ògan や tìr nan òganan は逆にほとんどヒットしない。
(Air bhàrr nan ògan のような表現はみつかるんだが)
これはスコットランドゲール語でも使われない表現ってことになる。

んで、わたしの疑問は、
1)òg の格変化は、この表現(tìr nan òg)に限っては、通常とは違うのだろうか?
2)tìr nan òg はスコットランドゲール語なのか?それともアイルランドゲール語なのか?
の二つ。

ご存じの方がいらしたら、教えていただきたいと願っている。

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2007年2月26日 (月)

スコットランドサッカー短信47 SFAカップ5回戦結果 中村アシスト

日本では天皇杯に相当するスコティッシュFAカップ5回戦が行われている。
4試合なのに日程が3日間に分散している。3試合目は、セルティック戦。

2月25日(日)
  Inverness CT(SPL) 1-2 Celtic(SPL)

セルティックの出場選手
先発 
GK          ボルッツ
DF ウイルソン プレスリー マクマナス ネイラー
MF 中村  レノン スノ ハートリー
FW       ヤロシク ミラー

控え
GK マクガヴァン
DF テルファー、シェリダン(73分 ウイルソンと交代)
MF グラヴェセン(78分 スノと交代)
FW マギーディ(65分 ヤロシクと交代)

この試合は、前半18分にインヴァネスが先制。調子のあがらないセルティックは後半87分まで1-0で負けていた。それを87分にプレスリー、90分にミラーがそれぞれ得点を上げて、逆転勝ちした。残り2分半まで負けていたのに、最後には勝つところが、今シーズンのセルティックがでているような気がする。

中村はコーナーキックからプレスリーのゴールをアシストしている。

とにかく勝ってよかった。

残りの5回戦(準々決勝)は2月28日(水)にある
  Motherwell(SPL) - St Johnstone(1部)

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2007年2月25日 (日)

スコットランドサッカー短信46 SFAカップ5回戦結果 その1

日本では天皇杯に相当するスコティッシュFAカップ5回戦が行われている。
4試合なのに日程が3日間に分散している。
昨日2試合行われたので、その結果を示しておく。

ここまで残っていた1部リーグのクラブが2チームが敗退。残る1部リーグのクラブは、セントジョンストンのみ。

結果と残りの日程
2月24日(土)
  Queen of the South(1部)  1-2 Hibernian(SPL)
  Dunfermline Athletic(SPL)  2-0 Partick Thistle(1部)

2月25日(日)
  Inverness CT(SPL) - Celtic(SPL)

2月28日(水)
  Motherwell(SPL) - St Johnstone(1部)

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2007年2月23日 (金)

スコットランドサッカー短信45 レンジャース16強!

UEFAカップのROUND32、セカンドレグが行われた。

唯一のスコットランドのチームレンジャースは、22日(日本時間は23日早朝)にホームで、Hapoel Tel-Aviv(ハポエルテルアビブ) と対戦した。一人退場で10人となったが、4-0で大勝し、合計5-2で16強へ進出した。

   Rangers 4-0 Hapoel Tel-Aviv
     (合計 5-2)

これで、一応、スコットランドサッカーの面目は保ったような気がする(笑)。
気になるのは、次の対戦相手と日程。

Match16で、スペインの Osasuna(オサスナ)が、フランスのボルドーに合計1-0で勝利したので、対戦相手も、オサスナと決まった。日程は次の通り。まずはホームで対戦する。がんばれ、レンジャース。

 3月08日(木) Rangers vs Osasuna
 3月15日(木) Osasuna vs Rangers

この後の対戦などは、再び抽選で決まる。

一応、他の対戦も載せておこう(かなりおまけな気分だが(笑))
 3月08日(木)
  Braga vs Tottenham
  Celta Vigo vs Werder Bremen
  Lens vs Bayer Leverkusen
  Maccabi Haifa vs Espanyol
  Newcastle vs AZ
  PSG vs Benfica
  Sevilla vs Shakhtar Donetsk

 3月15日(木)
  AZ vs Newcastle
  Bayer Leverkusen vs Lens
  Benfica vs PSG
  Espanyol vs Maccabi Haifa
  Shakhtar Donetsk vs Sevilla
  Tottenham vs Braga
  Werder Bremen vs Celta Vigo

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クイーンズイングリッシュの本家はインヴァネス?

そんなアホなって思うでしょ?

http://news.scotsman.com/inverness.cfm?id=226022007

↑の記事をご覧いただきたい。
インヴァネスで話される英語が、最も美しいクイーンズイングリッシュだったと書かれている。それもごく最近まで、英国ではそのように認識されていたそうだ。

そういえば、英王室では、子供の頃をスコットランドで過ごさせて、ちゃんとした発音を身につけさせると聞いたことがあった。って、クイーンズイングリッシュは、イングランドではなく、スコットランドの発音だったってこと?!

ってな疑問も、上記の記事を読めばわかる。
ごく最近まで、インヴァネスではメロディを奏でるような美しい発音のクイーンズイングリッシュが主体だったのだそうだ。それが、北東地域からの人々の移住と”スコットランド人としての意識”が、クイーンズイングリッシュではなくスコッツ(ゲール語ではなく、英語の一種。発音が結構違う。)を話す人々の増加となっているそうだ。

わたし、インヴァネスで話される言葉がもはやクイーンズイングリッシュではないことではなくて、インヴァネスでは、最近までクイーンズイングリッシュが話されていたことに結構びっくりしたのであった。

みなさん ご存じでした?

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2007年2月22日 (木)

ボビー 映画になる!

スコットランド好きのあなたなら、ボビーと言えば、ロッテの監督のバレンタインではなく、スコットランドの忠犬・ボビーですよね。

そのボビーの映画が公開されるって、今頃になって気がつきました。英国では2005年に公開されていたのが、やっと日本でもこの3月に公開されるのです。

詳しくは、ここから http://www.yuanshonen.com/
(このサイトのボビーがかわいいんだ、これが)

ご主人のお墓の上で、ずっと帰りを待っていたボビー。初めてエディンバラに行ったときも彼の小さな銅像を写真を撮ったなぁ。

渋谷の忠犬ハチ公も胸打つ話ですが、ボビーのお話もきっと胸を打ちますよ。

ひょっとしたら、CATVでみているかもしれないけど、来月の公開が結構待ち遠しくなってきている今日この頃(2月21日追記 妻の記憶によれば、旅行に行ったときの飛行機の中の映画の一つだったらしい。しかも、途中で上映がおわり、結末を見ていないと言っていた。やはり、日本で見なければなるまい!)。

おまけ
そして、この記事を書こうとちょっと Wikipedia で調べていたら、"Greyfriars Bobby"という項目はもちろんあるだろうと思っていたけれど、"Hachiko"ってのも英語版 Wikipedia にあった。感動!

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SPL06/07 順位表とアシストランキングなど

スコティッシュプレミアリーグは、第20節に延期になった1試合が2月20日に行われた。
マザーウェル、セントミレンとも引き分け、残留に貴重な勝ち点1を拾っている。

第24節に延期になった試合の結果
2月20日 セントミレン 0-0 マザーウェル

2月20日終了後の順位表
順位 クラブ名    勝ち点 得失点差  勝 引分 負  試合数
 1 セルティック          71         34         22    5    1      28
 2 レンジャース         52         22         15    7    6      28
 3 アバディーン         45         13         13    6    8      27
 4 ハーツ                 45         11         12    9    7      28
 5 ヒバーニアン         40         14         11    7   10     28
 6 キルマーノック       37        -8         10    7   10     28
 7 フォルカーク          33        -2         10    3   15     28
 8 ダンディーU          32       -19          8    8   12     28
 9 マザーウェル         32       -10          9    5   13     27
10 インヴァネスCT      31        -7          7   10   11     28
11 セントミレン           25       -18          5   10   13     28
12 ダンファームライン  16       -30         3    7   18     28

ついでに現時点のアシストと得点ランキングを出しておこう

アシスト数 選 手   所 属
 10     中村     セルティック
  8     ゼママ    ヒバーニアン
  7     ラタピィ    フォルカーク  
  7     ガウ     フォルカーク
  6   6人いて、その中にはセルティックのマギーディとミラーもいる。
中村が単独トップなのがうれしい
 
ゴール数  選 手   所 属
 16  ボイド       レンジャース
 14  ストークス    フォルカーク(移籍したのでこれ以上増えない)
 13  キレン      ヒバーニアン
 11  ネイスミス   キルマーノック
 11  マクドナルド  マザーウェル
 10  マッキィ     アバディーン
  9  ヘッセリンク  セルティック
  9  サットン     セントミレン
セルティックはフォワードが人材難であることがよくわかる。

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2007年2月21日 (水)

スコットランドサッカー短信44 CL セルティック-ミラン 引き分け

欧州チャンピオンズリーグのノックアウトステージ。第一レグが2月20日夜(日本時間の21日早朝)に行われた。その結果を示す。

2007年2月20日(火)
  セルティック 0-0 ACミラン

セルティックはスコアレスドロー。負けなかったこと、相手に得点を許さなかったことをポジティヴに理解しておきたい。今度は、アウェイであるが、ぜひとも勝利してほしい。

お互いにゴール前に迫るけれど、得点に至らないゲームだった。中村は、前半に一度、後半にも一度、いい位置からFKを蹴るチャンスがあったが、前半はおしいシュートをキーパーにキャッチされ、後半は枠に飛ばなかった。

ミランの守備陣はさすがに出足鋭く、セルティックの攻撃を食い止めていた。特に、マギーディには、全く仕事をさせなかったし、中村に対してはファールやむなしで、とにかく、パスをさせないようにしていた。

また、ミラーやヘッセリンクがけがから復帰したばかりで、動きがイマイチだったのも、気になった。

全体としては、やはり自力はミランが上と思わせる試合であった。

それにしても、セルティックパークの観客はすばらしい。自チームへの応援の歓声、拍手はすさまじく大きく、相手へのブーイングも容赦ない。そして、良いプレーには両者に拍手。
なんともうらやましいスタジアムである。

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英国は育つのに最悪な場所?

こんなような記事をBBCのニュースサイトで見つけた。

http://thescotsman.scotsman.com/scotland.cfm?id=238832007

まぁ、このような記事を書くときには、たいてい”先進国の中では”って、フレーズが必要なのだが(笑)。果たして、その通り。彼らの眼中には、発展途上国のことなどない。子供が育つのに、英国より環境が悪い発展途上国はいくらでもあるだろうに。
ただ、ユニセフの調査で、子供が育つ環境としては、英国は、チェコ、ハンガリー、ポーランドといった国々よりも劣っているという評価がなされたため、世界でも裕福な国の一つと考えられている英国としては、非常にショックなデータと言える。

詳しい内容は、記事に当たってもらうとして、
 暴力、麻薬、相対的貧困、10代の妊娠、肥満、家族や友人との関係
などが、軒並み悪いと評価された模様。

日本とて、ぼーっとしているとこんなふうになるとも限るまい。
そうなってからではなく、その前に手を打たねばならないのだが、先行きに明るいものを感じないのはわたしだけだろうか。

そして、さらに気になる記事として、”貧困が広がるスコットランド”
 http://news.scotsman.com/topics.cfm?tid=554&id=1541582006

なんてのもあるのだ。働くところがない、そして、働いても収入が増えない人々の地域が地方に広がっているのだ。なんだか、東京などの都会が反映していても、景気回復の実感がない日本の地方に重なって見える。

英国をよく研究して、悪いところはまねをしない努力もしないといけない、と感じた次第。

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2007年2月20日 (火)

SPL06/07第28節結果と次節予定

スコティッシュプレミアリーグは、第28節が2月17,18日に行われた。
セルティックが勝利したため、2位以下のチームが勝ちっ放しでも、あと4試合セルティックが勝ち続けるとその時点で優勝が決定することになる。33試合が終わった時点でリーグスプリットがあるが、その前に優勝が決まる可能性が高くなってきた。

第28節結果
2007年02月17日(土)               
 アバディーン          1-2 セルティック      
 ダンファームライン  1-1 キルマーノック    
 ハーツ                  1-1 セントミレン      
 マザーウェル         1-0 インヴァネスCT   
2007年02月18日(日)
 ダンディU              0-0 ヒバーニアン      
 レンジャース          2-1 フォルカーク      

2月18日終了後の順位表
順位 クラブ名    勝ち点 得失点差  勝 引分 負  試合数
 1 セルティック          71         34         22    5    1      28
 2 レンジャース         52         22         15    7    6      28
 3 アバディーン         45         13         13    6    8      27
 4 ハーツ                 45         11         12    9    7      28
 5 ヒバーニアン         40         14         11    7   10     28
 6 キルマーノック       37        -8         10    7   10     28
 7 フォルカーク          33        -2         10    3   15     28
 8 ダンディーU          32       -19          8    8   12     28
 9 インヴァネスCT      31        -7          7   10   11     28
10 マザーウェル         31       -10          9    4   13     26
11 セントミレン           24       -18          5    9   13     27
12 ダンファームライン  16       -30         3    7   18     28

来週(2月24,25日)は、スコティッシュFAカップ準々決勝(5回戦)があるために、SPLはお休み。まぁ、来週は24節に延期された試合とセルティックの対ミラン戦が20日にあるし、22日にはレンジャースがベスト16をかけたUEFAカップの試合がある。楽しみにしていよう。

第29節予定
2007年03月03日(土)                    ()内は日本時間
 セルティック        - ダンファームライン   15:00(24:00)
 フォルカーク    - アバエィーン          15:00(24:00)
 インヴァネスCT   - ダンディU              15:00(24:00)
 セントミレン         - キルマーノック       15:00(24:00)
2007年03月04日(日)
 ヒバーニアン       - レンジャース           14:00(23:00)
2007年03月05日(月)
 マザーウェル       - ハーツ               19:45(04:45)

第24節に延期になった試合の日程
2月20日 セントミレン-マザーウェル       19:45(04:45)

第25節に延期になった試合の日程
3月13日 マザーウェル-アバディーン      19:45(04:45)

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2007年2月19日 (月)

ウイスキーマガジンライブ2007

行ってきたよ、東京ビッグサイト。初めて見るビッグサイトにちょっとどきどき(笑)。

始まってすぐにジャパニーズウイスキーの表彰。
7部門の表彰があったが、イチローズモルトや余市などが選ばれるたびに大きな歓声があがった。結局は、バランスよく、ニッカとサントリなどが選ばれていたような気がする。

会場で飲んだのは、ベンリアックのラムウッドフィニッシュ。これ結構いい。トウニーポートフィニッシュよりこっちが好きかも。
新しい瓶のボウモア18年とダーケストにはちょっとがっかり。どっちにも石けんのフレーバーを感じたから。
エドラダワー蒸留所がだしたバレッヒェンもテイスティング。ものすごくピートが強くて結構いい。日本で、はやるような気がする。この蒸留所独特のパヒュームをあまり感じないのもいい。

参加したマスタークラスは、次の4つ。結構マニアックなやつばかりとなった。

マスタークラス グレンオード、ロイヤルロッホナガー チャールズ・マクレーン
熟成に使う木の重要性を説いていた。長期熟成の樽にはファーストフィルを使わないなどの基本的なことも勉強になった。ただ、このセッションでは、Glen Ord と Royal Lochnagar の印象があんまりない。チャールズマクレーンのことばかり気になった(笑)。

マスタークラス 余市蒸留所 
久光哲司
余市蒸留所について、一般的な紹介。伝統的製法にこだわりをもつ蒸留所らしい紹介であったとともに、ホワイトオークの新樽を使った熟成などの新しいことにも挑んでいる。
今日のために選んできた余市のシングルカスクが飲めて幸せ。

マスタークラス 山崎・白州蒸留所 輿水精一
テレビにでてから沢山のメールや手紙をもらうそうだ。
毎日、天ぷらうどんであきませんか、とか上司が毎日7時に来たんじゃ、部下がやりにくいと思いませんか、とかに加えて、最後には、ウイスキーを作るのがこんなに大変なことだとは思わなかった、と書いてあるのがうれしい、とおっしゃってスタート。
 山崎と白州の18年をテイスティングできたが、白州のピートがよく効いたシングルカスクをこれだけでもだせと会社には言っているんですよという言葉には大いに拍手がわいた。実現するのが楽しみである。

マスタークラス ベンリアック蒸留所 アランマコノキー(ビリーウォーカーじゃない(泣))
わたしが大好きな蒸留所。デイブ・ブルームは昨年度のベスト蒸留所に選んだと言っていた。
6種類のテイスティングをしたが、最後にグラス2杯の40年がでてきて拍手喝采。一口だけ、なめることができた。これで12万円とかいわなきゃ買いたいぐらいなんだが(泣)。

最後に、ラムフィニッシュのやつは、樽に入れるときには56%だけど、ラムの影響で58%になるってことは、ラムを捨てずに使うのか?って聞いたところ、おれたちゃけちなスコットランド人だぜ、ちょびっと残っているのを捨てるわけなかろと笑顔で答えてくれた。

最後のロンドンとグラスゴーのウイスキーマガジンライブに参加するための航空券と宿泊券とライブのチケットがあたる抽選会では、見事にはずれてしまった。

いいイベントだった、来年もぜひ参加したい。

ただ、最後に休憩コーナーのようなところでもどしてしまった人も見かけた。イベントでは注意したい点である。

写真は開会の挨拶をするデイブブルームと勢揃いしたプレゼンター。Whiskymagazinelive2007

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2007年2月18日 (日)

ウイスキーマガジンライブ2007前夜祭

今日は、ウイスキーマガジンライブ2007が東京である。昨晩、芝パークホテルのバー・フィフティーンで前夜祭があった。

結構な人数が入って盛り上がっていたように見えた。料理もウイスキーも結構充実していて、満足満足。ハギスがとてもおいしかったのと、ハギスにかけるために、ベンリアック10年がさりげなくおいてあったのにも感動。奥の部屋では、ライブ演奏もあって(獅子舞まであった)、なかなかいい前夜祭だったと思う。

わたしは、昨年の9月以来になるリチャート・パタソンを見つけて、さっそく握手。昨晩、あまり眠れなかったとおっしゃっていた(時差ぼけで大変だろうなと思う)割には、とても元気だ。ついでに、記念写真も撮ってしまう。サントリーの伝説のブレンダーで、もう引退されている佐藤さんとパタソンとの一緒の写真は、結構うれしい。

奥の方には、デイヴ・ブルームも見つけた。ちょっと失礼して写真をば。でも、お話できなかった(泣)。お話できたのは、ボウモアのブレンダー・マカラム氏、ウイスキーマガジンを発行しているパラグラフパブリッシュイング社オーナーのライリースミス氏なんかとお話できた。

あとは、体が大きなジョンミルロイ氏ともお話ができて、彼のボトリングしたウイスキーなんかのお話もきけた。結構お得な価格に感じたし、一度買ってみようっと。

パタソンはやっぱり人気物、沢山の方に記念写真をせがまれていた。

さて、写真はデイブ・ブルーム氏、左は、ライリースミス氏。
Whiskymagazinelive2007night

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SPL06/07 第28節 セルティック勝利 中村ゴール&アシスト

セルティックは、アウェイでアバディーンと対戦し、1-2 で勝利した。
中村が、アシストとゴールをきめているのだが、この試合は、データだけを確認して、まだビデオでも見ていない。その中村の活躍だけじゃなく、選手交代もなかなかおもしろいので、中身をあとでよくみたいと思う。とりあえず、メモ書きだけ。

 2月17日(土) アバディーン 1-2 セルティック
  得点 ビーティ9分 中村 20分

今日のセルティックの先発メンバーは次の通り
GK        ボルッツ
DF ウイルソン、プレスリー、マクマナス、ネイラー
MF 中村、レノン、ハートリー、ヤロシク
FW     ヘッセリンク、ビーティ

控え 
GK ブラウン
DF オデェ、テルファー(90分 テルファーと交代)
MF グラヴェセン、スノ(64分 ヘッセリンクと交代)
FW ミラー、マギーディ(73分 ビーティと交代)

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2007年2月17日 (土)

第30代 マクロウド氏族長 就任

マクロウド一族は、スカイ島のダンヴェガン城(http://www.dunvegancastle.com/)を有する一族としても知られている。30代目が就任と書いたけれど、つまり29代目の氏族長が亡くなったのだ。白血病で71歳だったとのこと。わたしがみたときは、上記ウェブサイトにはまだ29代目の写真と挨拶が載っていた。

http://news.bbc.co.uk/1/hi/scotland/highlands_and_islands/6358615.stm

上記のニュースをみていただきたい。その氏族長は亡くなったことでニュースになるような方だった。

上でも書いたように、マクロウド一族はダンヴェガン城を保有している。しかし、その補修に莫大なお金がかかるため、この29代目の氏族長は、ドラマチックな山の景色として知られているCuillins山一帯を1千万ポンド=約24億円で売りにだして、激しい怒りを買ったそうだ。わたしは、そんな山を個人が所有していたことにも驚いたのだが(苦笑)。
このウェブカム http://www.sligachan.co.uk/webcam.htm で景色が見られるが、タイミングによっては、山が全く映っていないときもあるので、ご容赦ください。

そして、その山の買い手がつかないと見ると、自治体や政府に買い入れを求めたけれど、それもだめ。そして、ついには宝くじの発売まで申請して、結局、それも認められなかったそうだ。

彼にとってみれば、城の修理には金がかかるし、その費用を捻出しようとがんばってみたが、ちっとも成功しなかったってことだろう。

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2007年2月16日 (金)

スコットランドサッカー短信43 レンジャース敗れる!

先日も書いたけれど、UEFAカップのノックアウトステージ(ROUND32)が始まり、スコットランドのクラブでは、唯一レンジャースが生き残った。

14日には、アウェイで Hapoel Tel-Aviv と対戦した。しかし、2-1で敗れた。
   Hapoel Tel-Aviv 2-1 Rangers

先制され、いったんは1-1と追いついたレンジャースであったが、残念ながら敗れてしまった(実は、スミス監督就任以来初の敗戦)。しかし、アウェイで得点をあげたことは大きい!(ポジティヴにいこう!!!)

次の試合はホーム。レンジャースは1-0なら、合計2-2でも、アウェイゴールの差で勝ち残る。これがアウェイゴールの効き方なのだ。

でも、あなたも気がつきましたね、1点でも相手にとられたら、逆に相手がアウェイゴールで有利になるって。相手が1点でもとっちゃったら、2点差以上での勝ちが必要になるのがレンジャース。そうなると戦術はまずは先制。だって0-0じゃ負けるし(笑)。んで、先制したら、カウンターに徹して守って2点目狙う。これでいこう(すまねぇ~素人に思いつくのはこれぐらいなんだよ~)。

単なる応援団にできるのはこれまで(笑)。

スコットランド贔屓の次の関心は、20日のCeltic - AC Milan戦。そして、22日のRangers - Hapoel Tel-Aviv である。

頼むがんばってくれ。あたしができるのは応援ぐらいだから。ほんとに、日本から精一杯応援しているから。

# くそ、サン・シーロか。

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2007年2月15日 (木)

フォース橋 立て替え or トンネル

BBCニュースのウェブサイトをみていて驚いた。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/scotland/6359665.stm

有名なフォース鉄道橋はエディンバラなどがあるフォース湾にかかる巨大な鋼鉄製の橋として知られている。この鉄道橋の隣には、自動車が通るための橋があって、これはフォース橋と呼ばれている。こちらの方は、美しい吊り橋である。

このフォース橋では、さびによる損傷が初期の見積もりの2倍の速さで進んでいることがわかり、このままいくと、2013年には大型のトラックは交通規制せざるを得ない状況に追い込まれるかもしれないということだった。

そこで、10億ポンド=約2400億円(計算間違いじゃないよね?)かけて、リプレースするかトンネルを掘るか、どちらか工事することが、スコットランド上級内閣によって承認されたそうな。

橋にしてもトンネルにしても、ものすごいお金がかかるんだなぁ。
いまや英国も道路によっては有料のところもある。この橋 or トンネルが完成するころには、いったいどのぐらいの料金になることやら。

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2007年2月13日 (火)

Old Ballantruan オールド バランテュラン

これはトミントゥール蒸留所がだしたヘビーピートのウイスキーにつけられた名前でもある。ただし、Ballantruan はゲール語由来の地名にもあるので、意味も比較的簡単にわかった。
また、トミントゥール蒸留所の水源が Ballantruan という川なのだそうだ。

Ballantruan の解釈
1)ゲール語で、小さな流れのある農場(集落)、小さな流れのそばの農場(集落)
  Baile an t-Sruthain バレ アントゥルァン

Baile an t-Sruthain となっているので、逐語的には、その小さな流れの(ある)その農場(集落)という意味になる。
baileに定冠詞がついていないのは、何度も説明したが、the ~ of the ~~というときに、前のtheに相当する定冠詞が落ちるのがゲール語文法だからである。
an t- がついているのは、of the という意味の定冠詞付き属格の形で、小さな流れという意味の男性名詞 Sruthan が属格形 Sruthain と一緒になって、”小さな流れの(ある)”という意味を作っている。
原出典は下にまとめてある。地名の意味を解説する冊子とスコットランド議会サイトで同じ解釈を見つけたので、信憑性は高いと思われる。

Old Ballantruan で、”古くからある、小さな流れのある農場”という意味にでもなるだろうか。

原出典
1)Ballantruan
  baile an t' sruthain - farm burn.
  Gaelic meaning of Strathspey names, Grantown-on-Spey&Hills of Cromdale,
    Grantown Museum & Heritage, p14.

2)Ballantruan (Banff).
  "The farm by the little stream", from Baile an t-Sruthain.
  http://www.scottish.parliament.uk/vli/language/gaelic/pdfs/placenamesA-B.pdf

辞書サイトから
1)Ballantruan Baile an t-Sruthain 
  http://www.smo.uhi.ac.uk/gaidhlig/faclair/sbg/lorg.php

2)単語の意味
  streamlet sruthan masc
  township baile masc
  village baile masc
  http://www.smo.uhi.ac.uk/gaidhlig/faclair/sbg/lorg.php
 
  複数や属格の形はこちらで。
  baile nm. pl. bailtean, town, township
  sruthan  nm. g.v. -ain; pl.+an, little stream
  http://www.ceantar.org/cgi-bin/search.cgi

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2007年2月12日 (月)

スコットランドサッカー短信42 CLもUEFAカップも再開間近

さて、昨年末までに出そろったCLとUEFAカップのノックアウトステージ進出チーム。いよいよ2月になって、ノックアウトステージが始まる。

2月20日に始まるCLよりもUEFAカップが1週間早く始まる。スコットランドのクラブの日程をここでおさらいしておこうと思う。

UEFAカップでは、レンジャースがイスラエルのチームとまずアウェイで試合が組まれている。
 2月14日 Hapoel Tel-Aviv vs Rangers
 2月22日 Rangers vs Hapoel Tel-Aviv 

CLでは、セルティックがACミランとまずホームの試合が組まれている。しかし、アウェイの試合については、イタリアで起きた暴動の関係で、無観客試合となるか、フランスもしくはスイスの都市で観客をいれてやるか、まだ決まっていないそうだ。
 2月20日 Celtic vs AC Milan
 3月07日 AC Milan vs Celtic

まずは、2月14日のレンジャース戦、2月20日のセルティック戦を頭に置いておこう。

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SPL06/07第27節結果と次節予定

スコティッシュプレミアリーグは、第27節が2月10,11日に行われた。
セルティック、レンジャースは順当に勝った。前節と順位が一つも変わっていない珍しい事態であった。
一時、不調を脱したかに見えたダンファームラインが、またまた連敗街道ばく進中である。このままでは降格してしまう。

そして、運命を分けるリーグスプリットまで、あと5試合である。

第27節結果
2007年02月10日(土)          
 アバディーン   3-0 ダンファームライン
 セルティック    1-0 ヒバーニアン      
 フォルカーク   1-2 マザーウェル      
 ハーツ            1-0 インヴァネスCT 
 セントミレン      0-1 ダンディU       
2007年02月11日(日)
 キルマーノック  1-3 レンジャース      

2月11日終了後の順位表
順位 クラブ名    勝ち点 得失点差  勝 引分 負  試合数
 1 セルティック          68         33         21    5    1      27
 2 レンジャース         49         21         14    7    6      27
 3 アバディーン         45         14         13    6    7      26
 4 ハーツ                 44         11         12    8    7      27
 5 ヒバーニアン         39         14         11    6   10     27
 6 キルマーノック       36        -8         10    6   10     27
 7 フォルカーク          33        -1         10    3   14     27
 8 インヴァネスCT     31        -6           7   10   10     27
 9 ダンディーU          31       -19          8    7   12      27
10 マザーウェル         28       -11          8    4   13      25
11 セントミレン           23       -18          5    8   13      26
12 ダンファームライン  15       -30          3    6   18      27

第28節予定
2007年02月17日(土)                   ()内は日本時間
 アバディーン         - セルティック         12:30(21:30)
 ダンファームライン - キルマーノック     15:00(24:00)
 ハーツ                 - セントミレン         15:00(24:00)
 マザーウェル         - インヴァネスCT   15:00(24:00)
2007年02月18日(日)
 ダンディU             - ヒバーニアン       14:00(23:00)
 レンジャース         - フォルカーク        15:00(24:00)

第24節に延期になった試合の日程
2月20日 セントミレン-マザーウェル     19:45(04:45)

第25節に延期になった試合の日程
3月13日 マザーウェル-アバディーン     19:45(04:45)

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2007年2月11日 (日)

SPL06/07 第27節 セルティック勝利

セルティックは、ホームでヒバーニアンと対戦し、1-0 で勝利した。

 2月10日(土) セルティック 1-0 ヒバーニアン
  得点 ビーティ53分

セルティックの先発メンバーは次の通り
GK        ボルッツ
DF ウイルソン、プレスリー、マクマナス、ネイラー
MF 中村、レノン、ハートリー、マギーディ
FW     ミラー、ビーティ

控え 
GK ブラウン
DF オデェ、テルファー
MF スノ、ヤロシク、グラヴェセン(78分 ミラーと交代)
FW シェリダン

この試合は、ヘッセリンクが前節のレッドカードで出場停止。調子があがってきたライオダンはケガ。ということで、フォワードはミラーとビーティの先発。右SBではウィルソンが復活して、テルファーがベンチとなっている。また、ハーツから移籍したプレスリーとハートリーがそろって先発している。

前半は、開始から10分すぎまでセルティックペース。1分もたたないうちに、中村の”右足”できれいなクロスが入った。惜しくもキーパーキャッチ。この後も、ワンタッチではたいたり、サイドを変えたりと、チャンスを演出する中村であった。
でも、前半のセルティックに二つ足りない物があった。一つは、FWがなんとしてもシュートに持ち込むという力。せっかくゴール前に迫っているというのに、なんとももったいない。
もう一つは、ずっと問題だったDFラインの集中力。凡ミスで相手ボールにしてしまうなんてことがあった。情けない。
開始15分ぐらいから、徐々にヒバーニアンもペースをつかみ、お互いに決定的なチャンスをつくるけれど、ものにできずに終わった。

中村は、攻撃の起点として、あるいは、自陣深くまで戻ってのDFにと奮迅の働きをした前半だった。

後半は、これまた開始直後から素晴らしい攻撃を展開するセルティック。そして、53分には、DFのマクマナスから左サイドのマギーディに大きなパス。そして、ドリブルで持ち込んでクロス。それを、ゴール正面でビーティが強いヘディングシュートで豪快に決めた。
その後もチャンスは作るけど、決められない両チーム。チャンスにもう少し決めていたら、いいゲームと感じたかもしれないけれど、BBCにあったように”Scrappy Game”と感じさせたゲームとなった。
78分には、ミラーがグラヴェセンと交代。なんとFWの位置に彼がそのまま入った。
85分には、ヒバーニアンの選手が一発退場してしまって、ゲームはそこで終わった感じ。

セルティックは、DFの組織と決定力について、再考する必要があるだろう。このままでは、ミランにやられる。

中村については、ゲームを作って、精力的な守備をして、観客を沸かせて、見ている私たちも楽しませてくれたけれど、ゴールも見せてほしかったなぁと感じたゲームでもあった。ミラン戦に向けてがんばれ。

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2007年2月10日 (土)

Benriach 1984 21YO 硝煙の香り

以前に、NHKのプロフェッショナルという番組にサントリーのブレンダー輿水さんがでていたときに、新しいシングルモルトのブレンドに使う原酒の一つに、硝煙の香りがするものをほんの少しだけいれて、他の原酒の味を引き立たせるというようなことを言っていた。しかし、それだけでは決しておいしいモノではないと。

スモーキーだとかピーティだと言われれば、なんとなくわからないわけではない。でも、硝煙の香りってどんなのだろう?ってずっと思っていたことがあった。

それを飲んでしまったのだ。何度かかいているけれど、わたしはベンリアックが好きだ。そのベンリアックでとてもピートが効いたのがありますよ、と言われて出してもらったボトルだった。

Beriach 21YO
distilled 1984 bottled   2006
700ml 57.6%
Distillery Collection

香りをかぐといきなりがーんとスモーキーパンチを食らう。それを口にいれると、これまた煙くさ~い感じが口の中に広がる。それがすぎると、マッチ棒をすったときのような感じの味と香りが口のなかから鼻に広がっていくのだ。あ~これが硝煙の香りなのかと考えが至るのに、時間はかからなかった。

そんな煙くさいモルトだというのに、意外とボディがあって飲めてしまう。不思議なモルトだ。
Benriach_1984_21

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2007年2月 9日 (金)

合同法から300年

スコットランドが独立を失ってしまったのは、イングランドとの合同法が成立してから。この合同法は1706、1707年の二つの法律からなっていて、今年は成立してから300周年ということになる。

1707年5月1日に発効したこの法律によって、スコットランドは議会を解散し、スコットランド王国とイングランド王国がなくなり、グレートブリテン王国が誕生したのである。

その300周年を祝して、記念2ポンドコインがその5月1日に発行されるそうである。ちらっとほしいかもと思ったりもしている。

しかし、その2日後にはスコットランド議会の総選挙がある。そのコインをみたり、ニュースを見聞して、投票に影響しちゃうんじゃないかな~なんて考えるのは、わたしだけではあるまい。

新聞スコッツマンでは、合同法300周年にあたり、スコットランド内でデベート集会を開催するそうだし、スコットランド政府でも300周年を記念する行事を年間を通じて行うと発表している。

今年、スコットランドにでかける方は、なにかのイベントにあわせて予定を立てるのもいいかもしれない。

でも、わたしと似たメンタリティのスコットランドの方々は胸くそ悪いと感じていると信じている(大きな独り言)。

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2007年2月 8日 (木)

スコットランドサッカー短信41 2月7日 スコットランドはB代表戦

ひさびさのインターナショナルマッチデーだった2月6,7日は、ヨーロッパ各地で国際親善試合が行われた。世間の注目は、ブラジルがポルトガルに負けたり、イングランドがスペインに負けたりしたことだろうが、このブログの注目は、スコットランドB-フィンランドBという超マイナーな試合である(笑)。

  2月7日 スコットランド ラグビーパーク(という名前のスタジアム)
  スコットランドB 2-2 フィンランドB

キルマーノックのホームスタジアムであるラグビースタジアムにて、試合は開催された。
結果は示した通りの2-2の引き分け。U21とフル代表の間ぐらいに位置づけられるこのB代表は、国際試合の経験がどうしても少なくなるため、この世代にとってはこのような試合はとても大事。

いくつかのサイトを見て回ったら、セルティックのビーティとかも試合にでていたようであるが、なかなか活躍できなかった模様。こういう試合で活躍して、チームに戻ってほしかっただけにちょっと残念。でも、1点先制されたのに追いついて、いったん逆転したところまでは立派。でも終了8分前に追いつかれたのは、要反省。がんばれ。

フル代表は、スミス辞任のあとを受けて、元レンジャース監督のマクリーシュが監督に就任している。なんだか、レンジャースと代表の監督のトレードみたいだ(笑)。もちろん、実際は、マクリーシュが去年解任されているので違うんだが。この試合は誰が監督をやったんだろう?なんてのも気になる。

それにしても、A代表の国際試合を組めなかったのかなぁ。ヨーロッパのほとんどの国がA代表同士の親善試合をやっていたというのに。

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2007年2月 5日 (月)

スコットランドサッカー短信40 SFAカップ4回戦結果と5回戦組み合わせ

日本では天皇杯に相当するスコティッシュFAカップ4回戦が2月3,4日に行われた。全ての試合で決着がつき、再試合はない。

セルティックは中村が2アシストを決め、ライオダンの2ゴールの活躍もあって、先制を許したが、1-4と逆転で大勝した。また、この試合には、ハーツから移籍したハートリーも先発した。
 
プレスリーに続き、ハートリーと2人続けてキャプテンをセルティックに移籍させたハーツは、SPL最下位のダンファームリンに1-0で敗退した。
また、SPL以外のチームでは、Patrick, Queen of South, St Johnstone の3チームが残った。

4回戦結果(引き分けは再試合:再試合では延長、PKもやって決着をつける)
2007年2月3日(土)
  Hibernian(SPL)   3-1 Gretna(1部)
  Deveronvale(ハイランドリーグ) 0-1 Partick(1部)
  Queen of South(1部)2-0 Cowdenbeath(2部)
  Dunfermline(SPL) 1-0 Hearts(SPL)
  Falkirk(SPL)     0-3 St Johnstone(1部)
  Inverness CT(SPL)1-0 Dundee Utd(SPL)
  Motherwell(SPL)  2-0 Morton(2部)

  Deveronvaleが所属するハイランドリーグは3部のさらに下のリーグ。

2007年2月3日(土)
  Livingston(1部)    1-4 Celtic(SPL)

SFAカップ5回戦(準々決勝)組み合わせも決まった。

2007年2月24日(土)
  Inverness CT(SPL) - Celtic(SPL)
  Queen of the South(1部) - Hibernian(SPL)
  Motherwell(SPL) - St Johnstone(1部)
  Dunfermline Athletic(SPL) - Partick Thistle(1部)

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2007年2月 4日 (日)

Whiskyとウィスキー・エンサイクロペディア

この2冊の本は、マイケルジャクソンが書いた本と山岡秀雄さんが中心となってできた翻訳本である。

書名   Whisky
著者   Michael Jackson
出版社  Dorling Kindersley Publishers Ltd (2005年)
ページ数 288ページ(ハードカバー)
ISBN-13: 978-0751344349  ASIN: 0751344346
価格   25英ポンド

書名   ウィスキー・エンサイクペディア
著者   マイケル・ジャクソン
訳者   土屋 希和子、Jimmy山内、山岡秀雄
出版社  小学館(2007年1月)
ISBN-13: 978-4093876681 ASIN: 4093876681
ページ数 288ページ(ハードカーバーの大型本)
価格   定価4935円

わたしのところには、原書とその翻訳本の両方がある。翻訳本の印象はというと、原書の良さを本当によく日本語にしているということだ。

この原書は、ウィスキーと言えばスコットランドと思いがちな私たちに、ちゃんとアイルランド、アメリカ、カナダそして日本が主要なウィスキー生産地であることを認識させた上で、その製法、気候が及ぼす影響、それぞれの地域のウイスキーの特徴を本当に詳細に記述している。
原書のWhiskyというタイトルよりも、日本語のタイトルにあるウィスキー・エンサイクロペディアと言われたほうがずっと内容を表現していると思う。

原書も翻訳本も288ページという内容だ。フォントが違うためか、同じページを開けたときの見開きの印象が違うのにちょっとびっくりしたが、翻訳本は内容は本当によく伝えていると思う。

わたしはいきつけのバーでちょいとお得な価格でゲットすることができた。(^^)v

マイケルジャクソンは、正直言えばもうアル中のおっさんと思っていたところもあったけれど、この本は本当によくできている。原書でも、日本語でもよい、ウイスキーを知りたい方には一読を勧める。
Whiskymichaeljackson

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2007年2月 3日 (土)

「この店で一番高い酒をくれ」

もちろん、わたしがこの台詞をはいたわけではない。

いつものバーで沢山あるボトルを眺めていて、未開封の1938年蒸留のグレンリベットを見つけた。もちろん、一目で高いのがわかるし、すぐに注文なんかできるはずがない。高いんでしょうね、と聞く私に「ワンショット1万5千円です」という答え。1938年のグレンリベットがその値段で飲めるなら、割安というものだが、いつかお金ができたら注文します、という私にマスターがお話してくれたのが、タイトルにあるようなお話だった。

あるイベントの帰りにバーをやっているという方がこられて、来るなり「この店で一番高いお酒をくれ」といったそうだ。「グレンリベットの1938年がワンショット1万5千円でありますが、お客さんにはお出しできません」と答えたマスターとそのお客さんは口論になり、結局、そのお客さんは何も飲まずにでていってしまったそうだ。

もったいなかったわけではないとのこと。「メニューに載せているお酒はいつでも出しますよ、でも、そのお酒が好きなんじゃなくて、金なら払うしなんでもいいから高い酒から飲ませろみたいな方には出したくないだけです」、とおっしゃるマスター。

お客だから、お金があるから、なんでも好きにしていいわけではない。
高いからといって闇雲に注文するお客にもなりたくないし、お酒の作り手にも、売り手にも敬意を払う飲み方をしたい。

それにしても、好きな方に飲んでもらいたいというマスターの気持ちがうれしかった(それに応えられる財力はないけれど(ちと悲しい))。そのお店に通ってしまう理由でもある。

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2007年2月 2日 (金)

スコットランドの景色 カレンダーと雑誌

去年もこの時期にスコッツマンのカレンダーを取り上げた覚えがある。今年もスコッツマンのカレンダーは安売りの時期になった(笑)。下記サイトをごらんいただきたい。
 
 http://calendar.scotsman.com/

スコットランドの美しい形式を12カ所集めたカレンダーになっている。このサイトでは、少し小さいけれど、各月の写真をながめることができる。Moidart の Catsle Tioram の景色が今年のお気に入りだ。このお城はこの地域のマクドナルドの居城だった。

このサイトから直接注文することもできるようである(わたしはなぜかうまくいかない)ので、関心のある方は注文されてもいいかもしれない。

もうひとつ。こちらは、スコットランドの冬景色を取り上げた雑誌を紹介する記事である。

 http://scotlandonsunday.scotsman.com/index.cfm?id=95372007

上記のURLで紹介されている写真は、ハリス島の Cairngorm Mountains の景色である。Cairngorm は、ゲール語で、青い山(塚)という意味だ。
cairn はゲール語 carn で、山や塚という意味の男性名詞で、gormが”青い”もしくは”緑色の”という意味の形容詞である。

きれいだなぁとぼーっと眺めているには格好の写真だった。

こうやって、スコットランドに行きたいという気持ちが高まってくるのであった(笑)。

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2007年2月 1日 (木)

スコットランドサッカー短信39 CISカップ準決勝結果

日本のヤマザキナビスコカップに相当するスコットランドのCISカップ準決勝が1月30,31日に開催された。その結果を示す。申し訳ないけど、すでにセルティックもレンジャースも準決勝の前の4回戦で敗退しているため、わたし自身も関心はあまり高くない。

2007年 1月30日(火)
 キルマーノック(SPL) 3-0 フォルカーク(SPL)

キルマーノックは、スティーヴン・ネイスミスのハットトリックで快勝した。
フォルカークはストークスがいなくなってからなかなか勝てない。

2007年 1月31日(水)
 セントジョンストン(1部)  1-3  ヒバーニアン(SPL)
              (延長戦)
90分では、1-1の引き分けだったが、延長で前、後半に1点ずつあげたヒバーニアンが勝った。

3月18日(日)に開催される決勝は、キルマーノック対ヒバーニアンとなった。

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ウイスキーマガジン59号

ウイスキーマガジン60号の紹介のところでも書いたが、我が家には59号の方があとでやってきた。60号着が1月28日、59号着が1月30日だった。この59号は10月11日に発行されているので、3ヶ月以上たってやってきたことになる。ただ、連絡してすぐに対応してもらえたので、早く連絡していればなぁと反省中。こういう事態は、いつも誰かが悪いわけではなく、たいてい自分にも落ち度がある。

下記サイトで目次などが確認できる。

http://www.whiskymag.com/magazine/issue59/

もう61号も発行されているので、さらっと。

飲みて~と思ったのは、新発売のBowmore1968年37年もの。Dave Broom が10点満点で9点を付けていた。コメントも褒めちぎっていた。でも、一本18万円以上していた記憶があるので、ボトルを買うことはあるまい(泣)。

あとは、日本についての VisitorGuide があった。ニッカの仙台工場が大きくでているし、山崎蒸留所のビジターセンターについても紹介がある。

紹介してある蒸留所はスキャパ蒸留所。行ってみたいな~。
Whiskymagazine59

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