ベンリアック スモーキーなフィニッシュもの12年3種
これらはまだ日本で売られていないらしい。6月末に蒸留所から案内メールがあったときからほしくてほしくたまらなかったものである。ロイヤルマイルウイスキーから直接買ってしまった。
ヘビーピーテッドでフィニッシュもの12年熟成3種類である。これまでベンリアックのフィニッシュものと言えば15年の4種類だったのが、さらに若いフィニッシュものがでたことになる。
いずれもアメリカンオークで最初の熟成を行って、その後にペドロヒメネス、ポルト、ダークラムの3種類のフィニッシュをかけている。いずれも700ml 46%
HEREDOTUS FUMOSUS PEATED MALT
Heredotus Fumosus はラテン語? スモーキーシェリーの訳だそうだ。ペドロヒメネスのシェリーバットでフィニッシュをかけている。
IMPORTANTICUS FUMOSUS PEATED MALT
Importanticus Fumosus は、スモーキーポルトの訳だそうで、古いポルト酒のホグスヘッドでフィニッシュをかけている。
ARUMATICUS FUMOSUS PEATED MALT
Arumaticus Fumosus は、スモーキーラムの訳。ジャマイカ・ダークラムのバレルでフィニッシュをかけている。
共通するのは、いずれも煙くて甘くてボディが結構あること。甘さはそれぞれの種類の樽から、本当に上手にもらっている。いい!!。そして、甘いのに、ドライな感じもする。いや~ビリーウォーカー恐るべし。あたしゃいずれも好き。こんなに上手にウッドフィニッシュを使ってくるなんて。多分、ブラインドテイスティングをしたら、これをスペイサイドモルトという人はいないんじゃないかな~。
たくさん作ったみたいだから、そのうち日本にも入ってくるでしょう。楽しみに待っていましょう。
わたしの好みは、ペドロヒメネス、ポート>ラムという順番になった。
写真は飲む前に撮ったもの。一通りテイスティングしてみました。おすすめでっせ~。
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コメント
むむむ…どれも美味しそうですね。Pengoは甘い感じのが好きですからスモーキーさを差し引けば結構合うかもしれませんね。
以前OKAYAMAの津山のあるBarで甘めのWhiskeyが欲しいと行った時に、「そんなWhiskeyはありません」とムゲに断られました。いくら説明してもナイナイとしかいわないのでそれ以来いっていません。OKAYAMA県北部では結構有名(そこしかない)お店ですが、私にとってはウンチクが長くて客の話を聞いてくれないお店でした。その店に行って「こういう甘さのことなんじゃー」と小一時間くらい小言を言いたくなるボトルでしょうね(*^_^*)
投稿: pengo | 2007年8月 3日 (金) 13:35
これね、確かに甘いのがくるんですけど、そのあとでものすごくスモーキーな感じもするんですよ。なので、pengoさんは苦手なタイプかと思います。
でも、わたしはスモーキーなのが好きだし、これがあるのは日本では珍しいよな~ってことで、わたしは大満足してます。
投稿: nanba | 2007年8月 4日 (土) 10:13