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2007年12月15日 (土)

「軒を貸して母屋を取られる」

その昔から関西にまじめなお酒の商社がありました。

日本ではマニアの間にしか知られていなかったスコットランドのモルトウイスキーの愛好家がつくった会員制のクラブがボトリングしたウイスキーを、そのクラブができた1983年の1年後ぐらいから日本に輸入して販売していた会社だったのです。もちろん、そのために購入される方が会員となるようなお世話をきちんとしていたからできたことだし、そのクラブの日本支部の設立にも大きく貢献した会社だったのです。

初めはマニアの間にか知られていなかったそのボトルたちがだんだんと人気になってくると、東京でも取り扱いたいといってきた会社が現れました。以前から取り扱っていた会社の方は、そのノウハウなどを東京の会社に伝えました。

しばらくすると、もとから取り扱っていた会社は、そのクラブのボトルを西日本にしか売れなくなり、東日本は東京の会社が取り扱うようになりました。

もう少し時間がたつと、そのクラブのボトルはその東京の会社が日本については全て取り扱うことになり、元々取り扱っていた関西のお酒の商社は取り扱えないことになりました。

「軒を貸して母屋を取られる」ってのはこんな感じかなとも思うし、資本主義発祥の地の商売はやはり冷徹に資本の原理に従っているなぁとも感じたりしたのでした。

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コメント

商売って難しいですね。真面目な?商社はどんな気持ちでしょうね。売れればいいのか?仁義はないのか?・・・ないんだろうね。

投稿: pengo | 2007年12月23日 (日) 20:34

仁義はちょびっとはあるかも知れませんが、もうSMWS本部でも創立にかかわった方々が抜け始めているそうですから、今後も古きよき時代にもどることはないのではないでしょうか。

投稿: nanba | 2007年12月25日 (火) 09:17

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