初めて体験 激マズウイスキー
はじめに書いておくけれど、誰かを責めたいわけでもなくて(いや一人いるか(笑))、あるウイスキーを飲んだ時の全くの個人的な感想である(んでも、このウイスキーを飲んだお店で聞いた話では、おいしいといった方はまだいないそうである)。
そのウイスキーはダンカンテイラーからでているロナックシリーズのブナハーブン35年である。
40% 750ml
1970年蒸留、2006年瓶詰め
加水していないのに40%ってことは複数の樽をまぜて40%以下のアルコール濃度となった樽を”救済”しているのではないかと思う。
まず香り。最初はセメダインしか香ってこない。時間がたつと梅干キャンディをシンナーにつけたような感じに変化してくる(シンナーを吸ったことがないので、あくまでも想像だが)。
そして、味は酸っぱくて苦い。飲み込むときに、身体がこれを体内に取り込んで大丈夫?って条件反射してきたので、戻しそうになった。
アフターは感じたくないが、舌にも鼻の奥にもやっかいなものがいる感じ。
このウイスキーを熟成していた樽に住んでいた天使は、とても息が酸っぱ苦い奴だったに違いない(笑)。
くどいが全くの個人的な印象なので、飲んでみておいしいと思われている方がいらしたら、ご容赦いただきたい。わたしの貧弱な舌には、おいしいとは感じられなかったのだ。
責めたい人が一人というのは、これを出すことにしたダンカンテイラーのマーク・ワットさんである(笑)。今度お会いしたらどうやってこれを作り出したか聞いてみたいし、これを市場に出した理由を聞いてみたい。少なくとも日本では売れそうにない味になっていると思う。
いや~貴重な体験をした。これを購入してくれた方と飲ませてくれたバーのマスターに感謝感謝である。
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コメント
マーク・ワットさんにお聞きした際には・・是非、私にも聞かせてください。
投稿: taka | 2008年4月 5日 (土) 20:01
ほほー、それはとんでもない経験をしましたね。なんでそういうものが出てきたんでしょうか・・・もしかしたらダンカンテイラーの誰かはその味を美味しいと感じたのかもしれません。先日も非常にシェリーが効いているのを飲んで私はしんどかったのですがある人はそれを求めてくるというのがありました・・・あれはソサイエティでした。という事できっとマニアックな方がいらっしゃったんでしょうね(^^♪
投稿: pengo | 2008年4月11日 (金) 15:22
takaさん pengoさん
コメントありがとうございました。
そして亀レスごめんなさい。
自分が拙いな~と思ってもほかの方はおいしいと思うウイスキーがあるのもまた事実なので、こういうところに書くのは難しいですね。
でも、わたしの味覚にはまったくだめなのです(笑)。
次にマークワットさんにお会いできたら、なんで?って聞いてみたいと思います。
投稿: nanba | 2008年4月20日 (日) 09:57